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子供見守りボランティアリーダー応用講座(後期)を開講!

 平成26年9月6日(土曜日)、都庁二庁ホールにおいて、平成26年度 東京都子供見守りボランティアリーダー応用講座(後期)の第1日目の講座を開催しました。
 本講座は昨年度スタートした取組です。受講者は、「ボランティアリーダーの育成」修了者やPTA役職経験者、スクールガードなど、日頃から子供の安全・安心のため活動されている方々です。今回は18名の方に参加いただきました。
 受講者の皆さんは、2月まで延べ4日間の講座を受け、危険箇所の点検・改善手法や他団体との上手な連携手法などを学び、子供見守りプランの作成と地域での実践に取り組みます。地域で活躍する子供見守りボランティアリーダーとして、更に資質を向上させていきます。

 応用講座のキーワードは、2つ!
 1つ目は「実践」です。
 育成講座では、子供見守りプランの発表をもって修了となりましたが、応用講座では新たにプランを作成した上で、実際に地域で取り組み、その成果を報告していただきます。
 2つ目は「連携」です。
 地域でプランを実践するに当たっては、町会や行政、警察、学校等、様々な団体と協力・連携すると効果的です。本講座では他団体と上手に連携するための知恵やノウハウをお伝えします。

【講座1】 ~開講のあいさつ~
写真  本講座の主任講師である東京大学大学院教授の小出治先生から開講の挨拶がありました。
「平成16年度から地域の防犯リーダーを育成するために数々の講座を都が開催し、多くの受講者が成果を出しています。皆さんが地域の中で提案をしながら協力を求める手法を講座で学び、実践することで、活動が活性化されることを期待します。」という激励の言葉をいただきました。

写真 ~基調講演~
 続いて、当本部の浦谷安全・安心まちづくり担当課長から『子供見守りボランティアリーダーに期待するもの』というテーマで基調講演を行いました。
 都内の犯罪情勢や東京都の取組についての説明があった上で、「一人で大きな負担を抱えながら取り組むと長続きしません。より効果的な活動とするために、地域が連携・協力して一丸となって活動することが重要です。」といったお話がありました。

 受講者の感想
 ・取り組んでいくべき課題や今後の方針が見えてきた など

【講座2】 ~他団体と連携した防犯ボランティアの取組~
写真  昨年度の応用講座修了者である中野区白鷺町会 防犯部長の鈴木孝雄さんは、地域の方々と上手に連携するにはどうすれば良いか自らの豊富な経験を基に講演されました。
 「『1人の100歩より100人の1歩を目指して』というモットーで、活動したい人の背中をおしてあげたり、手を差しのべることで、活動の輪を広げることを意識している。」という話を皮切りに、警察署・学校・他町会等と連携した防犯活動・環境改善活動の具体的な事例や各々の団体と連携するコツについてお話いただきました。

 受講者の感想
 ・掲示物などにより、活動内容を地域住民にわかりやすく「見える化」することが重要であるとわかった
 ・団体内で統一したベストを着用するなど「形から入る」ことが大切であると気付いた など

【講座3】 ~学校・PTAとの連携~
写真  教育庁指導部の永浜主任指導主事(安全教育担当)が、学校現場や教育委員会での職務経験を踏まえ、東京都と区市町村教育委員会の役割や、学校・PTAとボランティアとの連携強化に向けた具体策について講演しました。
 また、教育庁における安全教育の取組について学校安全教育プログラムを用いて紹介されました。

 受講者の感想
 ・教育委員会の役割が勉強になった
 ・安全教育プログラムが参考になった など

【講座4】 ~子供見守り活動報告書記入説明~
 受講者は、10月まで講義を受けながら子供見守りプランを作成し、2月末までプランを実践します。その経過を子供見守り活動報告書にまとめてもらい、講座最終日に報告します。この報告書の記入方法について事務局が説明しました。  

【講座5】 ~自己紹介&グループディスカッション~
 これまで自分が取り組んできた子供見守り活動の内容や課題等について自己紹介した後、グループごとに自らの体験談を話し合い交流を深めました。  
写真

【茶話会】
 講座終了後、参加者と講師がリラックスした雰囲気の中で、意見交換しました。「都内各地にある『子供110番の家(※)』は、数が多いが十分に機能していない。学校は『子供110番の家』の協力者が地域の子供により関心をもつように、運動会などの学校行事に協力者の方々を招待することが必要ではないか。」など、子供110番の家の機能回復に向けた様々な意見交換が行われました。他にも地域での防犯上の課題や、活動活性化の工夫を積極的に話し合っていました。  

 次回は、9月20日(土)です。
 実践力・連携力の向上をテーマに、「危険箇所の点検手法や改善策」「東京都の補助金情報」「行政との連携」「子供・女性等への犯罪情勢」というテーマで講座を開催します。

(※)子供110番の家
 子供110番の家は、子供が危険に遭遇したり、困りごとがあるとき安心して立ち寄れる場所として、町会や自治会、PTA等が中心となって自主的に子供の駆込み・保護に対応しています。
 警視庁では、子供110番の家の取組を支援するために、「警視庁こども110番の家マーク」を作成し、自治体や企業、個人等に配付しています。
 また、多くの区市町村も、独自のシンボルマークを作成し、子供の駆込み・保護に対応している民家・店舗に配付しています。
写真

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