都内の自主防犯ボランティア団体を支援するポータルサイト。最新の防犯情報を提供します。身近な仲間を誘いあって、できることから始めてみよう。
平成26年6月21日(土曜日)に都庁において、東京都子供見守りボランティアリーダー応用講座(前期)の第2日目の講座を開催しました。 この日のテーマは、「実践力の向上」です!各地域の防犯活動ですぐに活用できる手法・コツを3人の講師からお話いただきました。 なお、講座2と講座3は「防犯ボランティアサポート講座」として一般に公開し、応用講座受講者以外の方も約50名参加しました。 |
【講座1】 ~地域の危険箇所点検手法とその改善策~ |
独立行政法人建築研究所 主任研究員の樋野公宏さんは、地域での危険箇所の点検手法や改善方法について、具体的な事例を示しながら、講演されました。 自然監視性と領域性(防犯環境設計)、「プラス防犯」の提案、松山市久米地区での取組、地域課題の客観的な把握方法といった専門性が高い内容を、わかりやすく説明していただきました。 |
受講者の感想
・今後はプラス防犯の考え方を取り入れた活動を考えていきたい ・客観的な調査手法の紹介が大変参考になった など |
【講座2】 ~他団体と連携した防犯ボランティアの取組~ |
昨年度の応用講座修了者である中野区白鷺町会 防犯部長の鈴木孝雄さんは、地域の方々と上手に連携するにはどうすれば良いか自らの豊富な経験を基に講演されました。 「1人の100歩より100人の1歩を目指して」というモットーで活動しているという話を皮切りに、警察署・学校・他町会等と連携した防犯活動・環境改善活動の具体的な事例や各々の団体と連携するコツについてお話いただきました。 |
【例】他団体との連携事例
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受講者の感想
・警察、行政や学校等との協力関係を構築するコツが勉強になった ・他団体への働きかけを考えていきたい など |
【講座3】 ~子供の安全確保に効果的なパトロール講習会~ |
全国各地で安全に関するセミナーの講師を多数務める、うさぎママのパトロール教室 主宰の武田信彦さんは、身体を動かす実習を交えながら、安全で効果的なパトロールのコツを講演されました。 なかでも、ご自身の経験も交えた、相手との距離のとり方、隙をつくらない方法を楽しく説明され、受講者の皆さんは笑いながらもパトロールのコツを習得されました。 |
受講者の感想
・習ったことを、早速、普段のパトロール活動に活かしていきたい ・見落としていたことに気付かされた 等 |
次回の講座(3日目)は7月12日(土曜日)です! 地域で子供見守り活動をより効果的に行うためには学校や行政との協力・連携が重要です。そのため、学校や行政の実務経験者をお招きし、協力・連携していくための秘訣をお話しいただきます。 また、受講者の皆さんには、講座最終日(4日目)に向け、夏から秋にかけて取り組まれる「子供見守りプラン」の発表をしていただきます。 |