都内の自主防犯ボランティア団体を支援するポータルサイト。最新の防犯情報を提供します。身近な仲間を誘いあって、できることから始めてみよう。
平成24年11月15日(木)西武池袋線清瀬駅周辺において、警視庁東村山警察署と隣接する埼玉県新座警察署、東村山警察署管内防犯協会、新座市地域安全推進連絡協議会主催による第1回「東京都埼玉県都県境合同振り込め詐欺被害ゼロキャンペーン」が実施されました。 このキャンペーンは、10月に、主催者間で取り交わされた「安心・安全の街づくりに向けた覚書」に基づく初の東京都と埼玉県の都県境合同での振り込め詐欺被害ゼロの防犯活動です。 当日は、清瀬市、新座市、東村山市の防犯ボランティア団体、両署の署員の皆さんで、金融機関を利用される方などに対し、振り込め詐欺防止のチラシを配り、防犯を呼びかけました。 警視庁では、毎月15日を、都内全金融機関等警戒強化日「チャレンジ被害ゼロ」の日ということで、この日警視庁管内で、7000名の警察官が各金融機関などで、警戒に当りました。 |
キャンペーン実施にあたり、東村山警察署長、新座警察署長より挨拶 | |
若松東村山警察署長の挨拶
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高野新座警察署長の挨拶
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若松東村山警察署長 今日は、警視庁管下振り込め詐欺ゼロと銘打って、当署だけで約75名の警察官を動員して、各金融機関・街を警戒に当たっております。 皆さんと立ち上がって、清瀬、新座の街から、1件も被害者が無く安心・安全で暮らせるまちづくりに両署とも努力いたしまします。今後とも皆様のご協力ご支援を賜りますように宜しくお願いいたします。 高野新座警察署長 新座市は、清瀬市に向かって尻尾のようにはみ出ています。都県境がゆえにどうしても隙間ができてしまいます。防犯活動の隙間を無くそうということで、両署が携えて防犯活動を進めていきたいと思います。 今日は、防犯活動の出発日ということで両団体・両署で情報交換していければと思います。皆様のご協力よろしくお願いいたします。 |
合同振り込め詐欺被害ゼロキャンペーンの様子 |
署員も合同でキャンペーンを実施
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声がけをしながら、防犯を呼びかけ |
開催にあたって |
須田邦彦会長(左) 豊田治樹会長(右)
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東村山警察署管内防犯協会 豊田治樹会長 両市のボランティア団体が、合同でデモンストレーションをやると意識の浸透にもなります。今回、新座市との合同活動をやっていきながら、同じ隣接の所沢市へも連絡をとっていきたいと考えています。 実は、年内にもう一回できればいいなと思っています。12月は、歳末警戒もありますし、年内に2回やったという実績ができて、さらに活動が発展できると思うんです。 新座市地域安全推進連絡協議会 須田邦彦会長 振り込め詐欺防止活動は、前々から、新座市でもやってきております。年金の振り込みの15日には、志木駅前通りで、毎月、旗をもって金融機関を回ったり、なるべく目立つような活動をやってきました。一時は、振り込め詐欺被害が減ったですが、最近、また増えてきたので、弱ったなと思っておりました。 新座の方が清瀬の銀行を利用することも多いのですが、都県境ということで防犯活動が手薄になりがちで、こういった合同活動を通して多くの方に防犯を意識してもらえると思います。 防犯活動をやるのでしたら、単独でやるよりも、人数も多くなり、目立ちます。同じ日に合同でにやることは、非常によいと思います。 |
秋本東村山警察署生活安全課長(左)鈴木新座警察署生活安全課長(右)
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秋本東村山警察署生活安全課長 今回の活動を通して、できればほかの隣接するところとも、合同活動の覚書がかわせるよう積極的に取り組みたいと思います。今後は、ボランティア団体の方たちの日程などもありますので、調整をしながら進めていきたいと考えております。 鈴木新座警察署生活安全課長 今回は、東村山警察署から合同でのお話をいただきました。新座の方は、東京の駅や金融機関を使うことが多く、事件事故が密接しています。そういったところでの犯罪の発生は防ぎたいと思っています。東京都と埼玉県で行政区が違いますが、情報共有をして効果的な防犯活動ができればと思っております。 |