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11月13日目黒区の五本木小学校にて「子供安全フォーラム」が実施されました。 天候に恵まれ、五本木小学校の体育館には、教職員やPTAの方、警察関係者を含め、100名以上の人が参加しました。
冒頭のあいさつの中で、警視庁生活安全部長 石田氏は、子供を取り巻く危機の現状を説明し「子供を守るには、お互いの機関(防犯ボランティア・警察・学校)の連携が大切」と述べられました。
あいさつが終わり、第一部では、不審者対応訓練を実施。
次に、警視庁逮捕術指導室の警察官が「さすまた」や教室に置いてある「机」や「椅子」を使っての不審者の撃退方法を実演指導。
飛び入り体験した教職員の先生も、机や椅子が使い方によっては威力がある防犯器具に変わるのだとびっくりした様子でした。
第2部では、2001年6月8日に包丁を持った男が小学校に侵入して児童8名を殺害した「池田小学校児童殺傷事件」で、被害者となった遺族の本郷氏が当時の状況や心情を語りました。
「どんなに子供を愛し、気にかけていても子供の安全は守れない。
あの痛ましい事件を二度と起こさせないためには地域が一体となり子供を守ることが大切です。」と優希さんの写真を傍らに切実に訴えました。
来場者はみんな真剣な表情で耳を傾けていました。