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文京区にあいさつ通りが誕生
住民が通学路に愛称をつけて子供の安全地帯に
子供たちが登下校時に歩く道を、住民と子供があいさつを交し合う、ふれあいの通学路にしようと、保護者や地域住民が道路に愛称を着け、道沿いの私有地に立てた表示板の除幕式が24日文京区内で行われました。
あいさつ・見守りが安全への近道
道の名は「汐見小・八中あいさつ通り」。この道は、今も下町情緒漂う、住民同士のつながりが深い文京区千駄木にあります。しかし近頃は、マンションの増加などで住民の出入りが激しくなり、以前に比べあいさつを交わしあうことが少なくなっていました。
子供が被害者になる事件が全国で相次いだことを受け、千駄木二丁目西町会では昨年12月、学校・PTA・商店会などと協力し、登下校時間帯に通学路周辺の巡回・見守りを行う「スクールガード」を始めました。
その際、同町会では「皆が声を掛け合って、顔見知りになる通りをつくってしまうのが、子供の安全への近道」と、町会内での見守り・あいさつ運動を始め、不忍通りと両校を結ぶ約300メートルの区道には「あいさつ通り」と愛称を付けました。
今回、あいさつ運動のシンボルにと町会で表示板を設置し、地元住民・PTAが出席して除幕式が行われました。
町会では、「名前のとおり、さわやかなあいさつで地域のコミュニティを深め、子供たちを守っていきたい」と語っています。
文(ふみ)の京(みやこ)安心トピックス(文京区防災安全課)
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