結成当初は、1日に5回も時間帯を変えてパトロール活動を行っていました。今では、午前と午後にそれぞれ約1時間、7~12人のメンバーが集まり、徒歩でエリア内を見回っています。
活動の内容について、副会長の萩原和子さんに話をうかがいました。
「活動を始めるまで、この地域は侵入盗がひどかったんです。旅行の間に空き巣に入られたという話も聞きました。放火事件もありましたし、このような状況を何とかしなければということで、警察と協力してパトロールをしよう、昼も夜も見回りしよう、ということで活動が始まりました。
午前のパトロールは、早めの9時半から始めています。じつはこの時間には意味があり、通勤や外出などで家を空ける頻度が多い時間帯なのです。そして、侵入盗(空き巣)などの犯罪が多いのも、この時間帯だそうです。だから、そこをねらって活動しているのです」と萩原さん。