第34回東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生 活動紹介 |
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今回は、第2期生で東村山警察署管内防犯協会会長として活動されている豊田治樹さんと東京都との共同で、第1期生で小金井・国分寺防犯協会副会長として活動されている菅谷ヒロ子さんを取材しました。 |
〔左が豊田さん、右が菅谷さん〕
防犯協会の会員として長く防犯活動を行ってきましたが、活動自体のマンネリ化を感じていたときに、小金井警察署防犯協会の理事からアカデミー受講を勧められ、「新たな活動のヒントを得るいい機会」「安心して暮らせる安全なまち・地域づくりのため」と思い、手を挙げました。
防犯活動に携わっていましたので、各講座の内容については、よく理解することができました。防犯についての知識を再確認するとともに、「地域の安全を守るには何が出来るのか」を学びました。
〔小金井・国分寺防犯協会女性部の定例会議にて〕
小金井・国分寺防犯協会副会長として、毎月開催される定例会議に出席し、活動報告や活動計画などを話し合うほか、振り込め詐欺被害防止対策として駅周辺での啓発活動や高齢者宅へのチラシ配布などを行っています。
また、子供たちにこの土地の歴史を伝承したいとの思いから、毎年7月に七夕の短冊や折り紙の飾りを子供たちと一緒に作り、それらを小金井警察署前に飾られた笹に飾り付けています。
東恋ヶ窪三丁目自治会の顧問として、子供会の活性化に力を入れているほか、農家の畑をお借りして、親子での「いも掘り」を企画し、親と子の絆づくり、地域のコミュニケーションの活性化にも力を入れています。
毎朝、子供の登校時間帯に合わせて植木への水遣りを行い、子供の見守りを行っています。出来るときに出来ることをモットーに活動してきましたので、長く続けることができました。地域安全マップの指導は、小学校に赴いて、子供たちやPTAの方々に地域安全マップの目的やつくり方を教えています。
どんな活動でも、常に心掛けていることは「あいさつ」です。パトロール時はもちろん、地域の方々には積極的にあいさつをしています。人間関係が希薄とよく言われますが、「あいさつ」こそが相互に顔見知りとなり、人間関係を作り上げるものであり、それが地域の方々の防犯意識高揚にも繋がると信じています。
〔猛暑の中、防犯パトロールを行う小金井・国分寺防犯協会女性部の皆さん〕
今後も無理をしないで、できることをできる範囲で長く行っていきたいと思います。また、地域の方々が、「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識のもと、自発的に防犯パトロールなどの活動を行うようになるよう、そのきっかけづくりができればいいと思います。
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