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第12回東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生活動紹介

今回は、第2期生で東村山警察署管内防犯協会会長として活動されている豊田治樹さんが、第1期生で多摩稲城防犯協会落合3・4丁目支部長として活動されている平原久光さんを取材しました。清流多摩川の関戸橋から多摩ニュータウン通りを南へ約5Km、多摩ニュータウンの一角に、多摩丘陵の自然の面影を残す小公園に囲まれた「多摩稲城防犯協会落合3・4丁目支部」があり、街の安全・安心を願って活動されています。

東京都安全・安心まちづくりアカデミーを受講して

写真1
〔左から3番目、停止灯を持っている方が平原さん〕

東京都安全・安心まちづくりアカデミーがあるという話を聞き、受講してみたいと思っていたところ、行政からの推薦をいただき、全過程を修了することが出来ました。地域安全マップづくりでは、実際に「フィールドワーク」をして、街で注意するべき点の勘所を知ることができ、現在の活動にも生かされていると思います。

結成のきっかけ

支部の前身である「落合3・4丁目自主防犯協会」設立のきっかけは、平成14年頃から全国的に多発した侵入盗や凶悪犯の報道でした。
当時、私たちの住んでいる多摩センター地区には、自主防犯ボランティア組織が一つもなく、全て警察や行政に頼っていました。その反面、子供たちが大人になって独立して地元を離れ、高齢化が進んでいく中、「安全・安心」への不安が高まってきたので、安心して暮らすには警察や行政に依存するだけでなくこの街に住む人たちが自ら防犯意識を持つことが第一では・・・・と、一人・二人と私が近所の仲間に呼びかけて、平成15年3月多摩市第1号の自主防犯ボランティアが誕生した次第です。と語る支部長平原さんの謙虚なお話には控えめながらも強い意志が感じられました。

パトロール隊について

定期パトロール

永年続けておられる定期パトロールは毎月第1、第3土曜日に防犯色ジャンバー・腕章を着用し、落合商店街に集合、エリア内を声かけしながら巡回しています。その他、各自任意に学童・生徒の登校時に学校周辺をパトロールしています。

パトロール前の座談会

本日のパトロールは支部長以下8名。エネルギッシュな方々の集まりです。座談会はエリア防犯環境の情報交換にはじまり防犯活動談義に終始しました。

パトロール出発

「落合地域安全センター」前に集合。皆さん顔なじみの地域課お巡りさんに励まされながら出発。「ご苦労さんで~す!」「ど~も!」「こんにちは~」「このあいだはどうも」などと声が跳びかう。商店街の方々や夕方の買い物客の皆さん・行き交う街の人々との元気いっぱいのご挨拶風景から、いかにこの活動が街に浸透しているかが伺えました。大きく繁る街路樹の通りを緑が影を落とすかのように防犯色ジャンバーの一行が遠く遠くへ姿を小さくしていきました。

写真2写真3写真4

防犯協会支部として、警察と連携した活動

警察との連携は?

多摩中央警察署犯罪抑止対策事務局に伺ったところ、「多摩中央署管内では本年9月末現在、犯罪認知件数は昨年比745件の減少で、落合地区全地区でも115件減少しています。全国地域安全運動期間中はもちろん、振り込め詐欺緊急対策協力活動においても詐欺被害防止チラシを住民一人ひとりにしっかり手渡しして頂く等のご協力を頂いております。平原さんをはじめ、街の方々も力を入れてやってくださり、ひと声かければ全面協力の態勢をとっていただくなど、連携は大変うまくいっています。」というお話をいただきました。

ボランティア活動を続けていくために

最後に一言お願いします

私は、この地域に昭和51年3月に入居しましたが、多摩ニュータウンは高齢化が進んでおり、今後どのようにパトロール活動を進めていくかが課題となっています。これからも、子供の安全と高齢者の安全を大きな目標として、朝の通学路パトロールや日中のパトロール活動を続けていきたいと思います。