東京都子供見守りボランティアリーダーの育成講座修了者の活動紹介 |
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今回ご紹介する市川さんは、現在、目黒区柿の木坂西町会の会長として、各種 イベント等、様々な防犯ボランティア活動をされています。 |
〔24年度 前期修了者 市川量久さん〕
今回は、平成24年10月13日(土)、東日本大震災を踏まえた、町会(柿の木坂西町会)の災害対策訓練を取材しました。
午後1時から午後4時までの3時間、遊休都有地で訓練が実施され、町会の方々のほか、行政(目黒区、警察、消防)、交通少年団、防犯ボランティア団体等、多数の方々が参加しました。
町会長の市川さんの挨拶、目黒区長等の来賓挨拶の後、消防隊員による着衣・放水訓練、消防と警察による講話がありました。
その後、各種訓練が行われました。
①土嚢積み、②災害連絡網を活用した救助活動、③町会リヤカーによる物資の配給、④安否確認カードの説明の後、参加者が体験訓練を行いました。
その後もアルファ化米の炊き出しや、子供が喜ぶ綿菓子等の配布もあり、訓練は大変盛り上がりました。
柿の木坂西町会地区は、安全・安心まちづくり推進地区に指定されており、都の補助事業を活用した防犯カメラが設置されています! |
都貸与のLEDベストを着用しているパトルール隊の方々も参加していました! |
参加者の皆さん |
警察による犯罪防止の注意喚起! |
消防による消火訓練も実施! |
ワンワンパトロール隊の方も参加していました! |
<育成講座受講のきっかけ>
地元において、パトロール等を通じて子供の見守り活動等をしてまいりましたが、各ボランティア団体がバラバラに活動していると感じていました。
そんな折、区役所の方から、「東京都が、ボランティアリーダーの育成という講座を開講するので、受講してみてはどうですか。」とお声掛けをいただき、活動のヒントになるのではと思い受講しました。
<育成講座を受講した感想>
とても実践的なものであり、各講師の方々も実際に自分たちで、地域での子供見守りをされている人達でしたので参考になりました。
またインターンシップでは、その活動現場を拝見することができました。さらに、人集め、資金集め、動機づけ、モチベーションの維持、そして、発展性に対する技法、心構えなどを示唆していただきました。
その中で、特に、リーダーの強い意志を感じました。
知り合った人々と今後も、連絡を取り合い、喜びや悩みを共有していければ、素晴らしい活動を展開していけると思っています。
よく、自助・共助・公助と言われます。自助は自分たちが地域リーダーとして、活動していくことであり、共助はここで知り合った仲間たちも含め、多くの人の力を借り、共に助け合い協力しあうことでしょう。そして、公助ですが、本講座を開催していただいた東京都とスタッフのご努力、そして、我々を派遣して下さった地域行政の助けがそれです。
今後は、地域の担い手として、頑張っていく所存です。強い意志をもって色々改善していこうと考えています。
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