平成24年度前期 |
|
平成24年6月16日(土曜日)、銀座の東京都中小企業会館において、第3回「東京都子供見守りボランティアリーダーの育成講座」を行いました。 今回の講座は、第一線の研究者による研究データや事例を基にした子供の安全教育についての講義とボランティアリーダーによる地域や学校と上手な連携をしながら活動する子供見守り活動の体験談発表が行われました。 |
|
1時限目は、「子供と犯罪~子供が狙われる!~」と題して、株式会社ステップ研究所調査研究部長の篠原 惇理氏による講義が行われました。 子供を狙った犯罪とメカニズム、子供自らが危険を回避するための行動、そして子供の安全を守るための地域連携について有意義な話がありました。 |
|
【篠原 惇理氏による講義】 「子供と犯罪 ~子供が狙われる!~」 |
|
2時限目は、「狙われる子供・狙う犯罪者~こんな子が危ない!不審者ってダレだ?」と題して、株式会社ステップ総合研究所子どもの安全教育グループACE代表の清永 奈穂氏による講義が行われました。 子供の安全基礎体力と危機回避能力のお話では、「子供の視野はどれくらいか」「子供が逃げ切るための必要距離はどれくらいか」などについて、分かりやすい説明が行われました。 さらに体験型安全教育について、研究データや事例に基づき実践的でわかりやすく解説されました。 |
|
【清永 奈穂氏による講義】 「狙われる子供・狙う犯罪者 ~こんな子が危ない!不審者ってダレだ?~」 |
|
3時限目は、「地域との上手な連携」と題して、サポーター★おくさわ代表 増田 光子氏の講義が行われました。増田氏は小学校PTAを原点として活動を開始。紆余曲折しながらも、中学生、高校生、大学生、子育て世代を地域活動のボランティアとしてコーディネートし、多世代交流と支えあうまちづくりを目指して活動する体験を披露していただきました。 | |
4時限目は、「学校との上手な連携」と題して、台東区立根岸小学校前PTA会長 上村 直裕氏による講義が行われました。 PTA会長当時のパトロール活動の活性化や学校・保護者に対する防犯意識を高めるための工夫など事例を挙げて説明が行われました。住みやすい地域・子供達が安心して通学できる環境づくりの取組が、やがて学校・警察・行政等と一体となってパトロール活動ができるまでとなったことなど、リーダーとしての体験談が紹介されました。 |
|
3時限目【増田 光子氏による講義】 「地域との上手な連携」 |
4時限目【上村 直裕氏による講義】 「学校との上手な連携」 |
今回で全6日間の半分(3日間)が終了し、折り返し地点を過ぎました。 現在、受講生はこれまでの講座内容をヒントにしながら、「子供見守りプラン」を作成中です。 最終日(8月4日)の発表を楽しみにしています。 |
このページの関連カテゴリー