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令和元年度「青パトセミナー」を開催

 令和元年6月26日、世田谷区の警視庁交通安全教育センターにおいて、東京都と警視庁共催による「青パトセミナー」が行われました。日頃から青パト(青色防犯パトロール車両)を運転している、約50名の方々と、青パト車両16台が参加しました。
 二部構成で行われたセミナーの第一部は講演、第二部はコースで実際に車を運転する安全運転教室が行われました。

【開会・挨拶】

東京都都民安全推進課松井課長
東京都都民安全推進課松井課長
 東京都都民安全推進課松井課長は、冒頭の挨拶で「都内の刑法犯認知件数は、ピークであった平成14年より約6割減少しておりますが、お年寄りを狙った特殊詐欺は大きな問題になっているほか、子供や女性に対する犯罪は依然として発生しております。そういった犯罪を発生させないためにも、日々活動してくださっている皆さんの存在が大きな力になります。今回は令和初の青パトセミナーですが、私たちと一緒に犯罪のない令和をつくっていきましょう。」
 力強い言葉に、参加者たちは大きくうなずいていました。

講演 ①

安全インストラクター武田講師
安全インストラクター武田講師
 最初の講演は、安全インストラクターの武田信彦講師。まだ日本に「防犯ボランティア」という言葉やカテゴリーがなかった時代からの経験をベースに、「一般市民ができる防犯」についてのノウハウを教えていただきました。
 武田講師は、冒頭の自己紹介の中で自らが防犯活動を始めた20年前を振り返り、「現在、街も社会も様変わりしました。防犯ボランティアが広がる中で、地域での防犯活動も盛んになりましたが、子どもたちとの距離感などはデリケートになっています」と言います。
「たとえば、児童への見守りや声かけ。下校の見守りをしている大人があいさつをすることは構わないのですが、過度な接触は避けるべきです。『知らない人に触られた』と、騒ぎになってしまうケースもあります。お互いに『適切な距離感』をとってコミュニケーションすることがもとめられています」
 セミナーの会場となった交通安全教育センターは、世田谷区の多摩川沿いにあります。対岸は川崎市で、少し上流側に行けば登戸。先日、通学時の小学生たちが襲われる痛ましい事件があった場所です。
 武田講師は、「私も悲痛な想いです。子どもの見守りで防ぐことが困難な暴力行為です。重要なことは、自分の生活圏でも凶悪犯罪が発生するかもしれないという『心構え』をもつこと。逃げる方向や防護に使えるものを想定するなど、ある程度準備することが大切です。一方で、『子どもが狙われやすい犯罪』から子どもたちを守るためには、保護者や学校のみならず地域のみなさまの見守りが欠かせません。青パトでの見守りとともに、時には車を降りて、児童たちにあいさつや声かけをしてあげてください。子どもたちの心の成長にも大きな影響を与えるからです」と教えていただきました。
 防犯ボランティアは、「地域の安全の底力!」と語る武田講師。講演が終了すると会場は大きな拍手に包まれていました。

講演 ②

東京都治安対策課冨岡課長代理
東京都治安対策課冨岡課長代理
 次に登壇したのは、東京都治安対策課の冨岡課長代理。東京オリンピック・パラリンピックに向けた『街の安全見守り』について」として、
「いつもの行動に、少しだけテロ防止の視点を入れてください。」
例えば
 ・見かけない車が何度も通る、長時間駐車している
 ・見かけない人が、周囲をうかがいながら何度も行き来している
 ・天候や季節に合わない不自然な服装をしている人がいる
 ・普段は置かれていない物が置いてある
 ・電車やバスの車内、ホームなどに荷物を置き去りにしようとしている
 ・ホームセンターなどで大量に農薬を購入したり、薬局などから大量に薬品を購入している
 ・一般家庭なのに大量の薬ビンなどを家庭ゴミとして出している など
「いつもと違う」「なにかおかしい」と感じたら110番するよう呼びかけました。

安全運転教室

さまざまな青パトが勢ぞろい
さまざまな青パトが勢ぞろい
真剣に話を聞く参加者
真剣に話を聞く参加者
 ここからは、第二部。梅雨の合間に広がった青空の下、訓練コースを青パトで実際に走行して、安全運転技能の向上を図るというものです。
 最初のプログラムは、急ブレーキ体験。時速40キロで走らせた車を、指導員の合図とともに思い切りブレーキペダルを踏み込んで急停止させます。まずは警視庁の指導員がお手本を示し、次に参加者たちが次々とトライしていきましたが、なかなか思い切りブレーキペダルを踏み込むことはできないようでした。指導員から、ブレーキをしっかり踏み込むためにの適切な座席の位置や姿勢について指導を受け、参加者の皆さまは真剣に耳を傾けていました。
合図と同時にフルブレーキ!
合図と同時にフルブレーキ!
次は、走行してくるバイクと車の速度を当てるというものだったのですが、正解者はほぼゼロという結果になってしまいました。正解の時速50キロに対し、ほとんどの人が時速30~40キロ程度という予想だったので、「車もバイクも、見た目より早く走っています。」という指導員の言葉に、参加者からは驚きの声が上がっていました。
一瞬だけの目視で判断
一瞬だけの目視で判断
 交通事故が多く発生するのは交差点。特に多いのが、右折車と直進車の衝突とのこと。どれだけの余裕をもって右折すれば安全なのかを、右折車のドライバーの立場になって実体験します。
 しかし、これもほとんどの人がアウト。「直進車と、このぐらいの余裕があれば自分は右折する。」という地点から指導員がデモンストレーションしてみると、あわや衝突という危険なタイミングだったのです。
直進してきたバイクは急ブレーキ
直進してきたバイクは急ブレーキ
集合写真
 以上で、3時間以上にわたるセミナーは終了。参加者は今後の安全運転を誓い、それぞれの青パトで岐路につきました。
 みなさま、これからも安全運転で防犯パトロールをお願いします!