令和3年3月14日(日)、中野区所在の「なかのZEROホール」で、令和2年度「子供安全フェスタ」が開催されました。
本イベントは平成20年度から始まり、例年夏休みの時期に「夏休み子供安全フェスタ」として開催しておりましたが、令和2年度は4月に小学校入学や進級を控える子供達とその保護者の皆様に、改めて「交通安全」や「防犯」について学んでもらうため、開催時期を3月に変更し、さらに今回は新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を鑑み、初の試みとしてオンライン配信イベントとして開催されました。
会場の「なかのZEROホール」は、収容人数1000人を越える大規模ホール。
例年なら、子供たちの声でにぎやかな観客席も今年はスタッフが数人いるだけ、少し寂しい気もしますが、きっとたくさんの子供達が自宅のパソコンやスマホの前でイベントのスタートを楽しみに待ってくれているはずです。
第1部は、俳優の早瀬マミさんと小松寛武さんによる交通安全教室。それぞれが「マミ先生」と小学1年生の「ヒロム君」に扮して、主に反射材の効果についてわかりやすく教えてくれました。
明るい昼間の時間帯なら、車のドライバーからよく見える歩行者も、夕方や暗い夜には見えづらくなります。そのことを、実際に夜間帯に撮影した映像で見せてくれるのですが、暗いと本当に見にくいもの。子供の交通事故が多く起きるのは、昼間の12時から18時の時間帯のほか、日が落ちて暗くなる18時から20時の時間帯にも多いそうです。
そんなとき、身近な対策として使えるアイテムが反射材。腕に巻くタイプや靴につけるタイプなど、さまざまなものが紹介されました。それを実際に身につけて撮影した映像では、何もつけない状態よりもはるかに目立っており、夜間帯でもドライバーからしっかり視認できるようになっていました。
夜間の交通安全で大事なのは、次の4点です。
第2部は、「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」のメンバーを迎えての防犯教室。メンバー4人が回答者となりクイズ形式で行われました。
防犯教室に参加してくれた「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」の皆さんは、テレビ東京系にて毎週日曜朝9時から放送中のテレビ番組「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」に出演中、子供たちに大人気のヒロインです。今回はイベントに参加している子供達と一緒に防犯について学んでくれました。
子供達の安全に関する大切な言葉「いかのおすし」について、ラブパトのみんなと一緒に一つ一つの言葉の意味や大切なポイントについて確認していきました。
いか……ついて「いか」ない
の………車に「の」らない
お………「お」おごえを出す
す………「す」ぐ逃げる
し………大人の人に「し」らせる
第2部の後半では、「いかのおすし」を応用した問題が出題されるクイズコーナー。それぞれのクイズを、ラブパトのメンバーが一生懸命考えて答えてくれました。
全体で約40分、初の試みだったオンライン配信イベントもあっという間に終了です。
第1部、第2部のそれぞれ最後には合言葉が発表され、その他にイベントを視聴できる特設ページ上で公開している家庭での子供の安全啓発動画「おしえて、みまもりぃぬ!~あんぜんのために きをつけること~」の最後に発表される合言葉(全部で7つ)を集めると、1つの言葉になります。
集めた合言葉をアンケートに入力すると景品が貰えるという特典も準備されており、オンライン配信イベントの内容と合わせて安全啓発動画を視聴することで、子供とその保護者の安全に対する知識と意識の向上が図られる仕組みになっています。(アンケートの回答及び景品の進呈については終了しております。)
なお、子供安全フェスタの模様については こちらから視聴することができますので、お子さんと一緒に是非ご視聴ください。
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