平成30年6月20日(水)、警視庁交通安全教育センターにおいて、東京都と警視庁共催の「青パトセミナー」が開催されました。青色防犯パトロール車両で活動する方々が都内全域から参加しました。
東京都青少年・治安対策本部 総合対策部安全・安心まちづくり課の吉村担当課長は、「刑法犯の認知件数は減少しておりますが、子供が被害者となる犯罪は減少しておりません。昨年は松戸、今年は新潟と子供が被害者となる痛ましい事件が発生しており、昨日は男の子が被害に遭いました。2019年ラグビーワールドカップ、そして2020年オリンピック・パラリンピック大会と全世界から人が集まるビッグイベントが始まります。皆さまが安心して暮らせるよう各種対策を進めておりますので、ご協力をお願い致します。」と呼び掛けました。
続いて、警視庁生活安全総務課生活安全対策第四係佐々木主任より、青パト活動の現況等について講演がありました。
青パトの事故事例のほか、青パト活動中に
また、青パト活動のポイントとして
等が紹介されました。
また、参加者全員で人の記憶は曖昧であることを確認する「記憶力ゲーム」、人の特性がわかる「性格診断テスト」にチャレンジし、講演を締めくくりました。
東京都青少年・治安対策本部治安対策課冨岡課長代理からは、地域の安全点検のチェックリストが配布され、
等、「不審」なことの具体例を挙げ、普段の活動や生活の中で街の様子を「見る」意識を高めて、「いつもと違うな」「何かおかしいな」と感じたら迷わず警察に通報するよう呼びかけました。
第二部では、参加者が教育センターコースに移動し、普段自らが使用している青パト車両を使って安全運転技能講習を行いました。
参加者は2班に分かれ、スラローム走行、クランク走行、車両の片輪を橋の上に載せて走行する一本橋走行、急ブレーキ体験、正しい運転姿勢等を学びました。
急ブレーキ体験は時速40kmまで一気に加速し、指導員の合図で思いきりブレーキを踏み、急ブレーキで停止します。
参加者からは、「普段、思い切りブレーキを踏むことはないので、いい経験ができました。」「思い切りブレーキを踏むことが意外と難しいことがわかりました。」などの声が挙がっていました。
次に、指導員から、正しいシートの合わせ方と運転姿勢についてのポイントとして
と説明を受けました。
正しい姿勢で運転することにより、疲れを軽減し、より安全運転につながることを学びました。
参加者全員が全てのプログラムを終了し、「青パトセミナー」は閉会となりました。
参加者のみなさんお疲れ様でした。
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