第三弾 高井戸東地区防犯パトロール隊(杉並区)
平成29年12月20日、杉並区高井戸で防犯情報マップの勉強会を開きました。集まってくれたのは、「高井戸東地区防犯パトロール隊」の皆さん。平成20年12月の結成以来、民間交番を設営するなど、積極的な活動をしているボランティア隊です。同パトロール隊の活動を紹介した
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より充実した活動の一助に
当日、地域の公園内にある集会所に集まってくれた方は8名。そのうち、スマートフォンを所持している方は3名。「子どもがお古のスマートフォンをくれたのですが、家族との連絡用なので……」というように、インターネットを使いこなしている方は少ない様子です。
インストラクターは、東京都安全・安心まちづくり課のスタッフ4名。まずは、課長が「都内の刑法犯認知件数は年々減少の一途ですが、一方で特殊詐欺などは増加傾向にあります。子どもの見守りや交通事故防止など、より充実したボランティア活動のためにも、防犯情報マップをぜひ活用してください」と挨拶して、勉強会がスタートしました。
情報を大切に使いこなしたい
「大東京防犯ネットワーク」を開いて、「防犯情報マップ」を開いて、住所を打ち込んで……と、順に説明していくスタッフたち。すると、目的のページが次々と開いていきます。幹線道路である環状8号線沿いは、交通事故が多く発生していることがわかりました。
隊長の杉山卓男さんは、次のように語ります。
「普段は、事件、事故などの情報は、杉並区からのメールで確認しています。情報は多ければ多いほうがいいので、このマップのような仕組みは助かります。大切に使いこなしたいですね」
杉山さんは、元警察官。プロならではの目で情報を分析し、確かな目で安心・安全な街づくりを進めてくれています。