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第一弾 株式会社 五洲管財(調布市)

 HP「大東京防犯ネットワーク」では、昨年(平成28年)10月に、GIS(地理情報システム)を活用した防犯情報マップを搭載しました。防犯情報マップには、子供に対する声掛け事案や交通事故情報、犯罪発生情報が一つの地図上で見ることができる「子供の安全マップ」やひったくりや空き巣などの発生情報が地域別になった「町丁字別犯罪情報マップ」、区市町村による安全安心の施策状況が分かる「施策情報マップ」など、多彩な情報が地図上で確認できます。
 本記事では、防犯情報マップを活用して防犯活動に取り組む団体をご紹介します。
 今回は、その第一弾。平成29年6月26日、雨上りの午後、子供の見守りパトロールに従事する「株式会社 五洲管財」を取材しました。

団体の紹介

 「株式会社 五洲管財」は、調布市からの委託を受けて、子供の見守りを中心とした、青色防犯パトロール車両による防犯パトロールを行っております。
 同社では、建物管理や設備メンテナンスのほか、様々な事業を行っていますが、地域の安全安心に関わりたいと、「青色防犯パトロール車両」を活用した警備事業に参入しました。
写真1
パトロール活動に従事する社員の方々

出発前の準備

 青色防犯パトロールを実施するには、事前の準備が欠かせません。青色のパトランプを点灯してパトロールに従事する方々は皆さん「自分たちは見られている」という意識を持っています。また、パトロール中に自分たちも交通事故に遭わないようにも気を付けます。そのため、出発前には、入念に洗車をし、車両の内外を点検します。
 その後、自分たちの受け持ち地域やそこで起きた最近の事案をみんなで確認します。調布市からの指示事項や防犯情報マップなどをみんなで確認し、情報の共有を図るのです。
 同社では、防犯情報マップの中でも「子供の安全マップ」を日々のパトロール活動に役立てているそうです。そして、「いざ!パトロールに出発!」
写真2
子供の安全マップ
※ 子供の安全マップ:不審な声かけや交通事故情報、駆込み110番の位置情報など子供の安全安心に関する情報を見ることができます。
写真3
念入りに洗車して、出発に備えます。
写真4
出発前にみんなで情報を確認!

パトロールの様子

 パトロール中は、出発前に確認した、最近の不審な声かけ事案、交通事故、犯罪などの情報を基に、その場所を通過する際、特に周囲を確認しながら走行します。
 その中でも不審な声かけが発生した地域では、ただ巡回するだけでなく、きめ細かく周囲に目を配ります。
 また、登下校する子供を見かければ声をかけ、コミュニケーションをとることによって、子供たちに安全安心を届けます。
写真5
ときに「子供の安全マップ」を見て、その地域の情報を確認

(株)五洲管財 青色防犯パトロール 責任者 小澤 令さんのお話

 青色防犯パトロールは大通りだけでなく、住宅街もしっかり見守ります。公園や学校は、小さなお子さんが多いため要チェックです。公園では、車を一旦とめて、不審者や徘徊している高齢者がいないか確認します。また、小学校では、事務室に必ず立寄り、異常がないか伺います。
 「以前、『小学生が家に帰ってきていないようだ。』という情報を事務室で聞き、その学校周辺をパトロールしたことがあります。公園で遊んでいたことが判ったときは心底安心しました。」と笑顔で語る小澤さん。いつも真剣に子供を見守る気持ちが伝わってきました。
写真6
青色防犯パトロール責任者  小澤 令さん

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