子供見守りボランティアリーダー応用講座(後期) 第2日目
平成27年9月19日(土曜日)、都庁二庁ホールにおいて、平成27年度 東京都子供見守りボランティアリーダー応用講座(後期)の第2日目の講座を開催しました。
今回は15名の方が参加し、他団体との上手な連携手法や防犯ボランティア団体の活動活性化手法などをそれぞれの専門家から学びました。
【講座1】 様々な関係団体との連携
~学校・保護者との連携~
教育庁指導部の児玉主任指導主事(情報教育・安全教育担当)から、学校現場での職務経験を踏まえ、学校での安全教育、保護者の意識、学校との連携方法について講演がありました。
受講者の感想
・「連携」という言葉の意味を考えると今までの活動を見直すことも必要
だと感じた。
・保護者との連携を今以上に努力しようと思った。 など
~警察との連携、子供・女性等への犯罪情勢~
警視庁生活安全部生活安全特別捜査隊(通称さくらポリス)の方が、日頃の活動内容や犯罪事例、防犯対策について講演されました。犯罪が起きた場所を写真で示しながら、注意を要する箇所の解説をしたり、不審者による子供への声かけ事案を紹介しました。
また、地域で活動する受講者に対して、「声かけ事案に関しては、躊躇せずに110番通報をしてほしい。」と話されました。
受講者の感想
・地域を巻き込んだ活動をすることで、早い時期に相談ができ、被害を防ぐ
ことが出来そうだと感じた。
・さくらポリスの活動を知ることができよかった。身近な犯罪に対処して
下さることを知った。 など
~行政との連携~
足立区危機管理課の中島係長からは、足立区の取組を例に、行政との連携方法についての講演がありました。
受講者の感想
・行政等と連携することで美しく、そして住みやすい安心な町づくりが
できるのだと感じた。
・防災無線での呼びかけや青パトを利用した見回りの話が参考になった。
など
【講座2】 ~防犯ボランティア団体の活動活性化~
法政大学法学部の杉崎教授から、防犯ボランティア団体が抱える課題とその背景、新たな担い手を生み出すための手法、ボランティア活動に関する統計データ、他団体との連携による課題解決事例の紹介がありました。
受講者の感想
・防犯に絡めつつも、防犯といわず、地域の方との”連携”協働できるような
イベントにしていくことで地域を巻き込んだ防犯活動ができるのではと
感じた。
・防犯に関する話だけではなく、ボランティアすべてを捉えた内容を話して
もらえたのでとても参考になった。 など
次回は、10月17日(土)です。
受講者の皆さんには、「子供見守りプラン」を作成の上の発表していただきます。そして、秋から冬にかけて地域で実践された上で講座最終日(4日目)にその報告をしていただきます。
また、「東京都の補助金情報」「子供たちを守る本当のヒーローたち」というテーマの講座を予定しています。