東京都では、地域ぐるみでの子供の安全確保を目的とした「子供安全ボランティア事業」を推進するにあたり、11月を「子供安全ボランティア推進月間」と位置付け、広報啓発活動を行っています。 本年は、その一環として子供の見守りなどを行う保護者や地域の方たちの活動に役立てていただくための「子供安全ボランティア実践講座」を11月8日(日曜日)東京都教職員研修センターにて開催しました。 多くの関係者や防犯ボランティアの皆さんが来場され、主催者である東京都、東京都教育委員会、警視庁それぞれの報告等があった後、地域安全まもり隊代表 小野實(みのる)氏と元三鷹警察署刑事・防犯課長 高橋俊郎氏による事例発表、東京未来大学こども心理学部出口保行教授による講演が行われました。 |
受付風景 | 会場風景 |
東京都からは「東京都における子供の安全確保に関する取組」で、子供の安全対策(3本柱)である「地域で守る」「自分で守る」「学校で守る」について、また、「安全・安心まちづくり関連事業」について紹介しました。 |
東京都青少年・治安対策本部 伊東参事 | 同本部安全・安心まちづくり課 高野課長 |
続いて「子供に対する犯罪の現状とボランティア活動の注意事項」(警視庁)では、犯罪データの分析や検証等についての解説や報告をしました。また、「学校における安全対策」(教育庁)では、「安全教育プログラム」の解説や子供たちへの指導例等の説明をしました。 |
警視庁生活安全総務課 林崎係長 | 東京都教育庁 種村主任指導主事 |
続いて事例発表が行われ、地域安全まもり隊代表 小野實氏から「子供を犯罪から守るための環境づくり」と題し、日頃の活動や青パトでのパトロール状況について報告していただきました。また、元三鷹警察署刑事・防犯課長 高橋俊郎氏から「子供見守り犬」と題し、活動状況の解説や実施例を紹介していただきました。 |
地域安全まもり隊代表 小野實氏 | 元三鷹警察署刑事・防犯課長 高橋俊郎氏 |
最後に、東京未来大学こども心理学部教授 出口保行氏による、「子供が犯罪に巻き込まれないために」と題したクイズ形式の分かり易い犯罪情勢の解説や犯罪心理学、物理的・心理的防犯に関する講演が行われました。 |
東京未来大学こども心理学部教授 出口保行氏講演風景 |