大東京防犯ネットワーク

　日吉町町内会前島会長にお話を伺いました。
　きっかけは家族で出かけて留守にした際、自分の家に空き巣が入ったことです。
　ご近所でも空き巣被害が頻発していたので、警察の方に防犯講話をお願いしました。近所の方も集まり、皆で話を聴き、自分たちの街は自分たちで守るという意識を持つ大切さを強く感じ、防犯パトロール隊を結成しました。
　初めは隊員も少なかったのですが、皆で声を掛け合い、今では50人にも増えました。
　町内は、周辺の他の地域と同様に空き家が増えてきており、ゴミの不法投棄など防犯以外のことでも住民の方が安心できるように、1年間ほとんど休まず週２回のパトロールを行っています。
　地域の住民が自分の住んでいる地域に関心を持つことにより防犯意識を強くし安全・安心を推進することが出来ると思いますので、今後も活動を継続していきたいと思います。

　日吉町の防犯ボランティアの方々については、前島会長を中心として「自分たちの街は自分たちで守る」という高い防犯意識の志を持った人たちばかりで、地域防犯には欠かすことの出来ない、とても頼りになる方々です。
　また、防犯だけでなく街の環境保全や防災にも目を向け活動してくださっていますので、今後も防犯や防災等の両面において、私たち警察と連携しながら、より良い街作り活動を継続していただきたいと思います。