自主的な防犯活動を支援するポータルサイト。最新の防犯情報を提供します。身近な仲間を誘いあって、できることから始めてみよう。

メニューを飛ばして本文へ進む

ホームへ戻る

防犯情報マップ

防犯トピックス

防犯ボランティア活動

都内区市町村の取組

安全安心まちづくり条例

防犯設備(防犯カメラ等)の整備

子供の安全対策

ボランティアリーダーの育成

地域安全マップ

企業連携

警視庁の取組

FAQ・このサイトの使い方

お知らせ・イベント

防犯団体登録・メール登録・各種資料

お問い合わせ

オープンデータ

防犯ボランティア活動紹介WEBマガジン
小川自治会安全対策防犯パトロール隊

取組主体の概要 地域有志による防犯パトロール隊
地域 東京都町田市

 都県境に位置する町、町田市小川。そこでパトロール活動を行っているのが、「小川自治会安全対策防犯パトロール隊」のみなさんです。
 土地柄交通量が多く、犯罪者に狙われやすい地域でしたが、空き巣被害の多発に伴い、住民の不安も増大。そこで、平成17年4月にパトロール隊が結成されました。平成21年11月には青パト隊も加わり、現在は約160名で活動を行っています。
 今回は、平成25年9月13日に行われた日中の防犯パトロールを取材しました。
小川自治会安全対策防犯パトロール隊のみなさん
小川自治会安全対策防犯パトロール隊のみなさん

犯罪抑止に貢献
自治会のみなさん
左から横田 浩さん、勝又 昉さん、
長谷川 義剛さん、林 紀史さん
 安全対策部長の長谷川さんを筆頭とした自治会の方々にお話を伺いました。
 「平成17年4月のパトロール隊発足によって、空き巣被害は減少しました。しかし、平成21年のリーマンショックによる犯罪の増加と、高齢化による隊員の減少により、再び空き巣被害の件数が増えてしまいました。そこで、パトロール活動の補完・強化のために、同年11月青パト隊の結成に至りました。結果、徒歩パトロールとの複合効果で犯罪が激減、犯罪抑止に大きく貢献することが出来ました。」
パトロール回数は累計1万回にも
雨天の日も青色パトロールを行います
雨天の日も青色パトロールを行います
 「パトロール隊は、徒歩パトロール3隊と青パト1隊の計4隊で構成されています。活動は月にすると1隊につき30回以上は行っています。青パトでは、現在は空き巣・防災・振り込め詐欺・子供の見守りについての巡回アナウンスを流し、注意を呼び掛けています。青パトを走らせるのは下校時が多いので、子供たちの方から挨拶をしてくれることもありますね。また、小学校の安全対策委員の方に青パトに試乗してもらい、防犯に対する理解を深めてもらうなど、小学校と連携した活動も行っています。」
 今年の3月には青パト走行キロ1万キロ突破、4月にはパトロール回数累計1万回を達成するなど、現在もなお継続的な活動を行っています。
地域のコミュニティとして
子供たちの下校を見守ります
子供たちの下校を見守ります
 パトロール隊の活動は地域コミュニティとしても役立っている、とお話するのは安全対策部副部長の林さん。
 「パトロール隊をきっかけに交流が広がり、観劇やカラオケに出かける方々もいるようです。また、最近は徒歩パトロールでも青パトでも、住民の方から『ご苦労さま』といった声掛けをしてもらえることが多くなりました。一言労いの言葉を掛けてもらえるのは、最大のモチベーションになりますね。」
 こうした隊員同士・地域住民の方とのやり取りが、良い循環となって活動に反映されているのですね。
他組織との連携
全員で犯罪のない明るく住みよいまちづくりを
全員で犯罪のない明るく住みよいまちづくりを
 平成25年は『防犯ボランティアフォーラム全国大会』に東京都代表で出場するなど、飛躍を続けているパトロール隊のみなさん。今後の展望について伺いました。
 「一番大きい課題は、高齢化による隊員の減少です。『犯罪者が嫌がって近寄らないまちづくり』を目標としていますが、このままの体制では難しいと考えています。現在青パトは、徒歩パトロールの補完として使用していますが、今後は少しずつ青パトを増強したパトロールを、と思っています。また、防犯と防災の両立のために、防災組織との広域的な連携を取り、総合的な安全対策を図っていきたいです。」

このページの関連カテゴリー