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南大沢ランニングサークル

地域 東京都八王子市

 南大沢は、昭和63年に京王相模原線の駅が新設されて以降、多摩ニュータウン構想の一環として急速な発展を遂げました。計画的に造成された街全体が広くゆったりしており、道路の見通しも良好。そんな街でスタートしたばかりの、パトラン(パトロール・ランニング=ランニングをしながら地域の安全を見守る防犯活動)グループを取材してみました。 写真:南大沢ランニングサークル
※撮影時のみマスクを外しています。
コロナ禍を乗り越えて
 複数のスーパーやファッションビル、大規模なアウトレットモールなどが整然と建ち並ぶ賑やかな駅前を抜けたところにあるフィットネスジム・東急スポーツオアシス南大沢24Plus。そちらに通う会員有志による防犯ボランティア団体が、南大沢ランニングサークルです。
 「代表は別にいるんですがシャイなので、私が代理で話します」と笑顔でインタビューを受けてくれたのは、このグループの中心的存在である小嶋淳太郎さん。パトランを始めたきっかけを聞いてみると、次のように話してくれました。
 「コロナ禍においてジムのランニングプログラムが中止になってしまいました。緊急事態宣言が出た当初は、人が集まることはおろか、外出すらままならない状況でしたから、やむをえません。しかし、市民ランナーにとってランニングは日常生活の一部。しばらくするとそのプログラムに参加していた有志で、マスクの着用やなるべく密をつくらないなどのガイドライン守りながら、集まって走ろうということになりました。」「この辺りは街並みもゆったりしていて自然もたくさんあるのですが、一方で、たまに警視庁からのメールで女性を狙ったわいせつ事案などの発生情報が入るんです。ちょうど、住民にできる対策が何かないかと考えていたときに、パトランというものを知りました。私たちは趣味でしょっちゅう走り回ってるんだし、そのついでにパトロールができるなら一石二鳥。それで、すぐにでも始めたいと思ったんです。」
 それが令和3年6月のこと。
 ジムのプログラムではなく有志による防犯ボランティア団体として、パトロール・ランニングを実行することになったのです。
写真:メンバーは総勢約20名
メンバーは総勢約20名
写真:小嶋淳太郎さん
小嶋淳太郎さん

※撮影時のみマスクを外しています。
自分たちの安全も守りながら
 「この街は、広大な公園の真ん中に街を造ったような構造になってるんです。道路も余裕をもって造られているし、若干のアップダウンもあるから走り甲斐がある。公園や歩道だけを走って、最長で15kmのコース設定も可能です。」
 南大沢に移り住んで30年という小嶋さん。「買い物でも何でも、すべてをエリア内で済ませることができるし、すごく住みやすい。」と地元愛を語ってくれますが、それでもコロナ禍の影響は色濃いようです。
 「以前は、夜の9時や10時になっても、会社帰りなどの人が大勢歩いていました。それが今は、8時には閑散として人通りがありません。メインストリートから一本入れば暗い場所もあるので、女性のひとり歩きなどにはちょっと危険かな……とも感じています。」
 そういった状況から、メンバーが集合してパトランを行うのは毎週金曜日の夜8時からと決めました。それぞれのランニングレベルには若干の開きがあるので、ゆっくりとしたペースで無理をせず、時におしゃべりしながら30~35分のパトロールを行います。それだけでは走り足りない人は、パトロール後にもランニングを継続します。
 「毎回、10人以上が東京都からいただいた『光るLEDアームバンド』を装着して、隊列を組んで走るので目立ちます。このことは、実は私たち自身の安全にも寄与してくれてるんです。」
 それは無灯火自転車のこと。小嶋さん自身も、暗がりからいきなり現れた自転車とぶつかりそうになり、怖い思いをした経験があるそうです。でも、こちら側が光るものを着けて目立っていれば、危険な事故に至る可能性はずいぶん低くなるはずです。
写真:パトラン前にはストレッチもしっかり
パトラン前にはストレッチもしっかり
写真:光るLEDアームバンド
光るLEDアームバンド

※東京都がランナーによる見守り活動をしてくれる新規団体に配付しています
写真:暗い道にも踏み込みます
暗い道にも踏み込みます
道行く人に安心を
 パトランを実施した回数は個人的に行ったものも含め既に数十回に及びますが、これまで事故や事件に遭遇したことは一度もないそうです。しかし、街灯の球切れや、舗道の敷石が割れているのを見つけるなど街の様子や変化に気が付くようになっているそうです。 「そんな程度では、防犯パトロールとしてはイマイチなのかもしれません。でも、何もない方が幸せなことですよね。」と小嶋さんは笑い、このように続けます。
 「私たちが走って目立つことは直接的ではないけれど間接的な防犯に繋がって、ある種の抑止にはなっているように思います。それに加えて、道行く人たちが私たちを見たときにホッと安心してくれるような、そんな存在になれればいいなと考えるようになりました。そうなれば、少しは街のお役に立てるんじゃないかと。」
 南大沢ランニングサークルのメンバーは、とにかく元気で明るい人たちばかり。この街が大好きで、ランニングが大好き。~RUNandSAFETY~ランナーによる見守り活動で街に安全と安心を・・・南大沢の夜の街を、メンバーの温かな想いが駆け抜けます。
写真:階段も一気に
階段も一気に

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