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子供たちの安全・安心な通学のために
~「子供安全フェスタ」を開催~

 令和5年3月12日、渋谷区内のホールで『子供安全フェスタ』が開催されました。これは例年3月に行っている、新入学や進級を控えた子供たちが交通安全と防犯を楽しく学ぶイベントです。長引くコロナ禍の影響により、この2年はネット配信だけに限定した形での開催となっていましたが、今回は会場での視聴を可能とするとともに、オンライン配信も実施し、いわゆる「ハイブリット型」の形式を採用しました。

 

写真1安全安心をまちづくりキャラクター みまもりぃぬ
写真2

 

 構成は2部形式で、第1部は「キク婆ちゃんの交通安全メタバース!?~パックとムニャのクイズバトル」でした。
 人形劇のようなスタイルで進行し、キク婆ちゃんが鬼の子パックと友達のムニャにクイズを出しながら、道路の安全な歩き方などを教えていきます。

・歩道がない道は、道のどこを歩けばいい?

・歩行者用信号が点滅しているときは、どうすればいい?

 こんな出題に対して、客席の子供たちは両手で大きなマルやバツをつくりながら、大きな声で返事をしてくれます。

 小学生が交通事故に遭うケースでは、小学校低学年(1~3年生)の方が多く、事故発生の多い時間帯は、朝と午後の登下校時(※ピークとなるのは午後4時前後)です。保護者の方は、通学路のどこが見通しの悪い交差点なのか、ガードレールのない道路をどのように歩いたらいいのかなど、注意すべき場所等を、是非お子さんと一緒に歩いて確認していただきたいと思います。

 

写真3
物知りなキクばあちゃん
写真4
鬼の子パックと友達のムニャ(後方)

 

 第2部は防犯教室。こちらは、「RizStaリズスタ」のメンバーをゲストに迎え、子供たちに防犯を教える語呂合わせ「いかのおすし」について学んでいきます。
 テレビ番組で人気のアイドル、リズスタが登場すると、彼らを待ち焦がれていた子供たちは一気にテンションが上昇。生披露のダンスが終わり、防犯教室が始まると子供たちは真剣な眼差しで防犯について勉強していました。
 こちらもクイズ形式になっており、「いかのおすし」の「いか」って何だろう? といった質問を、リズスタのメンバーと一緒に考えていきます。「お」の「おおごえをだす」のところでは、実際に「助けて!」と叫ぶ練習もしてみました。

 

写真5

 

 新1年生の女児と一緒に来た保護者に話を聞いてみると、「娘は完全にリズスタ目当てで来ました。でも、私は、最近は強盗や殺人といった凶悪な事件の報道も目立ちますし、子供に対する事件がいつ起きるか分からないので、娘への具体的な注意喚起の方法を学ぼうと、この防犯教室に応募しました。」
 また、別の保護者からは、「こうした防犯教室をやってくれるのは助かります。子供の記憶にも残りやすいでしょうし、自宅に帰って今日のイベントの話をしながら一緒に復習したいと思います。」と話してくれました。
 きっとオンラインでイベントを視聴したお子さんの保護者についても、同じような感想を抱いたのではないでしょうか。

 安全・安心、そして元気に。
 東京の未来を作り、そして支えてくれる子供たちが、健やかに育ってくれることを願った子供安全フェスタは、元気な子供たちの歓声をたくさん聞くことができるなど、成功裏に幕を閉じたのでした。