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「令和元年度防犯ボランティアのつどい」を開催

 11月9日(土)、中野区内の会場で「令和元年度 防犯ボランティアのつどい」が開催されました。普段から防犯ボランティア活動を行っている方々が、中野区内だけでなく区外からも多数参加し、安全・安心に関する専門家の講義やボランティア同士の情報交換などに熱心に取り組んでいただきました。

 冒頭の挨拶に立った、東京都都民安全推進本部の松井課長はまず、「暑い日も寒い日も休みなくボランティア活動を継続されている皆さんは、街の治安維持に大きく貢献されています。その熱意には、いつも頭が下がる思いでおります。」と、感謝を伝えました。加えて、「今年から来年にかけて、天皇陛下の御即位に関わる行事や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会などの大きなイベントが続き、日本でもテロやゲリラが発生するおそれがあります。今後も東京の安全安心を守るため、お力添えの程どうぞよろしくお願いいたします。」などと述べました。
東京都都民安全推進課 松井課長
 本イベントは2部構成になっており、第1部はパソコンを使った実践的な講義。各テーブルに準備されたノートパソコンを、受講者の方々が実際に操作しながら、講義は進みます。
 講義は本サイト(大東京防犯ネットワーク)を活用し、東京都で推進しているランニングや犬の散歩をしながら地域を見守っていただく「ながら見守り」に関する事業紹介にはじまり、同サイト内における防犯ボランティアの団体登録や、様々なボランティア活動を紹介するページの閲覧方法が紹介されました。
 最後に紹介されたのは、『防犯情報マップ』。東京都内における事件事故の発生状況を地図上に表示することができるページです。サイト内のトップページ上の「防犯情報マップ」と記載のあるアイコンをクリックするとページが開きます。
 ※または、下記URLをクリック
 https://bouhan-tokyo.maps.arcgis.com/home/index.html
 参加者には高齢の方が多く、パソコンには不慣れの様子でしたが、まずはトップページを開いて、次にこのボタンをクリックして……と進んでいくうち、だんだんと飲み込んでいけたようです。
 参加者に感想を尋ねたところ「インターネットで犯罪の発生状況を調べることができることは今まで知りませんでした、防犯パトロールをする際の参考にしたいと思います。」と述べていました。
色のついている地区が子どもに対する声掛けが発生している地域
熱心にパソコンを操作する参加者
目的のページが開けました
 第2部では、うさぎママのパトロール教室主宰の安全インストラクター武田信彦さんによる講演。開口一番、「パソコンお疲れさまでした!」と、元気な挨拶からのスタートです。
 武田さんは、まだ大学生だった平成9年、渋谷や池袋といった繁華街で防犯ボランティアのリーダーを務めていました。「当時は、防犯ボランティアという分野が確立しておらず、理解が得られないこともありました。それを乗り越えてきたことがよい経験になりました。」などと苦労話を織り交ぜながら、先駆者ならではの体験を熱く語ってくれました。
武田信彦さん
 武田さんは、「一般市民による防犯は、あくまで見守りです」と言います。そして、「防犯ボランティアの最大の力は、笑顔と挨拶」だと続けました。
 「私たちは一般市民なので、非行や犯罪と直接向き合うことはありません。地域の人々や子供たちに目を向けて、見守り、助け合いの環境を育むことが最大の目的です。また、多くの人たちが地域に関わり、子供たちを見守ることで、犯罪が実行しにくい雰囲気づくりにも効果を発揮します。」と力強く語ります。 「とくに子供を狙う犯罪の場合、『見られたくない』や『捕まりたくない』という心理をもっているケースが多い。『ながら見守り』の様に、何かのついでに防犯の意識を持つことでよいので、より多くの人たちが姿を見せることで『犯罪がやりにくい』と感じる雰囲気を作ること。それが、防犯につながるわけです。」
 説得力のある言葉に、参加者たちは大きくうなずいていました。

 講演に続いて行われたのは、見守りやパトロールの方法についての実践レクチャー。「小学校での見守りの際は、どの場所に立つことがベストか」や「人と接するときには、相手とどれぐらいの距離を取るべきか」といったことを、受講者の方々も立ち上がって、体を動かしながら学んでいました。
新聞紙を丸めた棒を使って、相手との距離感をつかむ体験
 最後に行われたのは、4~5人ずつのグループに分かれてのフリートーク。それぞれが所属する防犯ボランティア団体における活動をとおして、「やりがいを感じる瞬間」「継続しているコツ」「特徴的な活動」などについて、活発に話し合いました。約30分の予定時間もあっという間に過ぎ、1日のスケジュールは終了です。
 参加者たちは「これまで他のボランティア団体の方と交流する機会がありませんでした。今回のイベントで自分の住んでいる区以外の方の話が聞けて良かったです。」「他のボランティア団体の方々から聞いた話を、自分の団体の活動にも活かしていきたいと思います。」などと感想を話してくれました。
身を乗り出してのフリートーク
若い世代のボランティアも参加してくれました
 最後に武田さんは、参加した防犯ボランティア団体の皆さんに次のように語りかけました。
 「全国各地で講義を行う中で、ここ最近、学生などの若い世代のみなさんが、地域の見守り活動に参加するようになっています。中学生が活躍している地域もあります。このことは、防犯ボランティアの方々が育んだ大きな成果のひとつと言えるものです。日々の見守り活動の姿をとおして、子供たちに安全の大切さ、助け合いの大切さをしっかりと伝えているのです。みなさまの活動が、いわば種蒔きとなり、その種が徐々に花を咲かせてきています。その子ども達が、保護者世代になった時、日本の社会に見守りや助け合いの気持ちが広がり、ますます平和で暮らしやすい社会になるかもしれません。」
 武田さんが、防犯ボランティア団体の見守り活動が、安全安心な地域づくりとともに、次世代への「安全のリレー」であることも確認してイベントは幕を閉じました。

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