「平成29年度 防犯ボランティアのつどい」を開催
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平成29年11月19日、都庁において「平成29年度 防犯ボランティアのつどい」が開催されました。日頃から防犯ボランティア活動に取り組んでいる幅広い年代の方々が参加しました。 今年度は、防犯情報マップ活用講習会と安全インストラクター武田信彦氏の講義・ワークショップの2部構成で実施。
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まずは防犯情報マップの活用講習会です。用意されたパソコンを実際に使って防犯情報マップの使い方を体験してもらい、日々のパトロール活動などに活用してもらうコーナーです。 |
まずは、防犯ボランティア応援サイト 「大東京防犯ネットワーク」を開いてみましした。
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参加者のほとんどの人が防犯情報マップ未体験だったので、検索の仕方からページの使い方までを順に学んできます。 まずは、都庁のある新宿周辺。次に、自分の住まいのある街。それぞれのマップを開いて、事故や事件の記録を確認していきました。
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自分の街の事件・事故の発生状況を確認
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学生ボランティアも学校周辺の事件・事故の発生状況を確認
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第2部は、講義とワークショップに分かれています。まずは安全インストラクターの武田信彦氏が約1時間、「一般市民ができる防犯」をテーマに、軽妙で熱のこもったトークをしてくれました。
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安全インストラクター武田信彦(たけだ のぶひこ)講師
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学生時代から防犯ボランティアを始め、市民防犯の分野で20年の経験があるという武田講師。講演では、「一般市民ができる防犯」の視点から、「私たちにできることは“監視”ではなく“見守り”。非行や犯罪と直接戦うようなことではなく、地域住民や子どもたちへ目を向けるものなのです。」と語り、重要なのは笑顔と挨拶だと教えてくれました。
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続く後半は、体を動かしてのワークショップ。「パトロール中に子どもたちを見守る際には、町のどの位置に立つことがベストか」や、「誰かに声をかけるときは、どういう姿勢でいるべきなのか」など、経験に根差したヒントやアドバイスが次々と示されていきます。
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次は、新聞紙を丸めた棒が配られました。それを使って、「相手との安全な距離の取り方」の実践を体験していきます。「コミュニケーションができても、触られないことが大事。そのギリギリの距離は約1メートル。」ということを、この棒を使って教えてくれました。
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安全な距離を身につけました
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参加者同士で情報交換 |
スタートから約3時間、盛りだくさんだった講習会も終了です。参加していた高校生に感想を聞くと、「生徒会でボランティア活動をしています。今日教わったことを今後に生かせるよう、学校でも復習したいと思います。」と言います。ある女性は、「体験型で楽しかったです。小学生の見守りを中心とした活動をしていますが、得られた知識をさっそく取り入れたいです。」と語ってくれました。 参加の皆さん、長時間お疲れ様でした!
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