「新たな防犯力の確保」事業
若手防犯ボランティア育成講座・パトロール活動等実地体験
(第1回武蔵野市開催)
11月25日、武蔵野市第1弾「若手防犯ボランティア育成講座」・「パトロール活動等実地体験」を開催しました。前日は関東で記録的に早い積雪となりましたが、イベント当日は日中の温かい日差しで寒さが和らぐなど、天候に後押しを受け、無事に開催することができました。
さて、第一部『若手防犯ボランティア育成講座』では、本事業のコーディネーターである武田信彦氏から「一般市民にできる防犯と、できない防犯がある」とし、必要なのは「監視」ではなく「見守り」だと教えてくれました。また、防犯ボランティアの活動は多くの出会いがあります。活動を通じてより良い経験を得るためには、指示待ちボランティアではなく、自ら積極的に行動することが重要だと、自己成長に繋げるための大切なポイントを学生に伝えてくれました。
武田氏の講義
一般市民に出来る防犯活動とは?さぁ、出来ることから始めてみよう!!
続いて、武蔵野警察署の方々による講義。都内の治安を最前線で守るプロから、防犯ボランティアの役割や重要性を教えてくれました。また、学生参加のもと、自分の身を守る護身術講座もあり、危険な状況を回避する体の使い方、手のさばき方を学びました。しかし、一番重要なことは、危険な場所からいち早く立ち去り、近くの警察官に助けを求めることだと、一般市民が出来る防犯の答えを教えてくれました。
武蔵野警察署生活安全課 伊藤氏・防犯アドバイザー川上氏による講義
プロの言葉に学生たちはうなずくばかりでした。警察官はやっぱりすごい!!
そして、第二部『パトロール活動等実地体験』へ。武蔵野警察署や武蔵野市、商店街パトロール隊が主催する「吉祥寺地区盛り場総合対策パトロール」に参加しました。多くの人が行き交う駅周辺や賑やかな繁華街を2グループに分かれてパトロールを行い、武蔵野市の安全安心を守る方々との交流・協働を通じて、防犯ボランティアの今を学ぶことが出来ました。
【パトロール活動の様子】
今回も多くの若い力が武蔵野市に集まり、大変好評の中、無事にイベントを終えることが出来ました。「次回もぜひ!!」と誓い合い、解散となりました。