子供見守りボランティアリーダー応用講座(後期) 第3日目
平成27年10月17日(土曜日)、都庁第一本庁舎25階115会議室において、平成27年度 東京都子供見守りボランティアリーダー応用講座(後期)の第3日目の講座を開催しました。
今回は16名の方が参加しました。参加者は、地元における子供の安全確保に関する課題とそれに対する改善策を提案する「子供見守りプラン」を発表し、実施に向けた意気込みなどを語りました。また、「東京都の補助金情報」やパトロールのコツについてそれぞれの専門家である講師から学びました。
【講座1】 ~子供見守りプラン発表〈出陣式〉~
受講者の皆さんは、講座で勉強した内容を踏まえて作成した「子供見守りプラン」を発表しました。
東京大学名誉教授の小出治さんと准教授の樋野公宏さんは、一人ひとりのプランに対して実践するためのコツや留意点等をアドバイスされました。
受講者の感想
・資源回収による活動資金確保の話が参考になった
・メンバーの出席率は悪くても強制するのではなく、その人でも出来ることを
少し手伝ってもらうようにすることが大事だと思った など
【講座2】 ~東京都の補助金情報~
東京都の担当者から「地域の底力再生事業」と「地域における見守り活動支援事業」について、説明がありました。これらは地域団体による活動に対して、経費の一部補助を行うものです。
活動を進めるためには、資金面の課題もあるかと思います。活動の充実や活性化に向け、こうした行政の支援を活用していただければ幸いです。
【講座3】 ~子供たちを守る本当のヒーローたち~
全国各地で安全に関するセミナーの講師を多数務める、「うさぎママのパトロール教室」主宰の武田信彦さんは、身体を動かす実習を交えながら、安全で効果的なパトロールのコツを講演されました。
話し上手の武田さんは、「効果的にパトロールするには、街をよく見るように意識し、死角や隙が生まれるような場所に目を向けることがとても大切。また、安全にパトロールするためには、相手と一定の距離をとるほか、時折振り返ることで後ろにも気を配ることが大切。」と例を挙げながらわかりやすく説明されました。受講者の皆さんも時折笑いながらパトロールのコツを習得されました。
受講者の感想
・安心、連携、意識、予防を理解できた
・相手との距離間や「防犯パトロール」よりも「見守りパトロール」といった
言葉の違いが相手に与える印象を変えることを学びました など
次回の講座(第4日目)は2月27日(土曜日)で、いよいよ最終回です!
受講者の皆さんには、地域での様々な取組とその成果についてご報告いただけることを楽しみにお待ちしております。