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中野区立西中野小学校で、今年も「こども110番の家」へのかけこみ体験が実施されました!

中野区立西中野小学校で、今年も「こども110番の家」へのかけこみ体験が実施されました!

PTA主体の運営

 平成26年9月13日(土曜日)、中野区立西中野小学校の子供たちが周辺の「こども110番の家」へのかけこみ体験を行い、1年生とPTAが協力者宅を訪問して、挨拶やかけこみの体験をしました。この取組は学校とPTAが授業時間中に実施していましたが、昨年からPTAが主体となって放課後に実施しています。 かけこみ体験について説明するPTA会長と校長先生
かけこみ体験について説明する
PTA会長と校長先生

寸劇を交えた説明

 「こども110番の家」へ出発する前に、安田PTA会長や杉渕校長先生から児童に対して、かけこみ体験の実施に向けたお話があり、その後、知らない大人につきまとわれた際の対処方法について、子供たちにも分かりやすいように寸劇を交えた説明がなされました。子供たちはどのように対応したらいいのかを注意深く見学した後、大声で「助けて」と叫ぶ練習も行いました。

「知らない大人につきまとわれた際の対処法」の寸劇
「知らない大人につきまとわれた際の対処法」の寸劇

いよいよ「こども110番の家」へ出発!

 各班2~3名ずつの子供に、同数程度の保護者が同行。事前に協力をお願いしておいた2か所の民家や店舗を訪問しました。
 このかけこみ体験は、不審者につきまとわれ、駆け込んできたという設定で行われます。訪問先の玄関付近には、「かけこみ体験実施中」の札が掛けられていて、1年生がインターホンを押し、用件を告げると協力者が迎え入れてくれます。
駆け込む際にインターホンを押す子供
駆け込む際にインターホンを押す子供
 「どんな人に声を掛けられたの?」と迫真の演技をされる協力者もいて、子供が戸惑う場面もありましたが、そんなときは、これまでの経験から、上手に子供から答えを引き出す協力者もいました。
 なかには「インターホンを押しても家の人が出てこないときは、かまわず門を開けて入ってきてもいいからね。」と暖かい言葉をかけてくれる協力者もいました。
状況を話し、保護される子供
状況を話し、保護される子供

【工夫されているポイント】

 このかけこみ体験では、子供が訪問すると、かけこみ先の協力者からシールやスタンプをもらえるカードが配られていて、子供が楽しめるように工夫されていました。
 子供たちも、協力者の方々へお礼を言いながら「サンキューカード」を手渡しました。
 「サンキューカード」とは、校長先生とPTA会長からの感謝の言葉に加え、子供たちからのお礼のメッセージが手書きで寄せ書きされたものです。
子供たちから手渡された協力者も一様に嬉しそうにされていました。
スタンプ(シール)用カード
スタンプ(シール)用カード
サンキューカード(表面)
サンキューカード(表面)
サンキューカード(裏面)
サンキューカード(裏面)

【まとめ】

 西中野小学校でのかけこみ体験は、地域の方々に定着してきています。「こども110番の家」が、子供の犯罪被害防止のため、効果的に機能するためには、子供が通学路等で危険に遭遇したときに、逃げる能力を身に付けるとともに、逃げてきた子供を実際に「こども110番の家」が適切に受け入れられることが重要です。この地域では、この取組により、子供たちと近隣住民の交流が深められています。
 都は、こうした取組が都内で広められることなどにより、子供が安全で安心して暮らすことができるまちづくりを目指しています。

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