都内の自主防犯ボランティア団体を支援するポータルサイト。最新の防犯情報を提供します。身近な仲間を誘いあって、できることから始めてみよう。
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平成26年6月7日(土曜日)、都庁二庁ホールにおいて、平成26年度 東京都子供見守りボランティアリーダー応用講座(前期)の第1日目の講座を開催しました。 本講座は昨年度スタートした取組で、受講者は、「ボランティアリーダーの育成」修了者とその活動仲間、PTA役職経験者です。今回は24名の受講者に参加いただきました。 受講者の皆さんは、11月まで延べ4日間で、危険箇所の点検・改善手法や他団体との上手な連携手法などを学び、地域で活躍する子供見守りボランティアリーダーとして、更に資質を向上してまいります。 応用講座のキーワードは、2つ! 1つ目は「実践」です。 育成講座では、子供見守りプランの発表をもって修了となりましたが、応用講座では新たにプランを作成した上で、実際に地域で取り組み、その成果を報告していただきます。 2つ目は「協力・連携」です。 地域でプランを実践するに当たっては、町会や行政、警察、学校等、様々な団体と協力・連携すると効果的です。本講座では他団体と上手に連携するための知恵やノウハウをお伝えします。 |
![]() 本講座の主任講師である東京大学大学院教授の小出治先生から中国で滞在された時の話を交えながら、開講の挨拶をいただきました。 「中国では、防犯・防災・環境問題についての関心が高まっていて、コミュニティづくりが課題となっている。今後も中国で皆さんの活動を良い例として紹介していきたい。」という激励の言葉をいただきました。 |
![]() 続いて、当本部の五十嵐治安対策担当部長から『子供見守りボランティアリーダーに期待するもの』というテーマで基調講演を行いました。 日頃、防犯活動に取り組んでいる受講者に対して感謝の言葉を述べられた後、安全と安心はかい離していることや、最近防犯カメラに注目が集まっているが、 地域の防犯活動に取り組む方々の人づくりも重要である等のお話がありました。 |
![]() 昨年度の応用講座修了者である斉藤美和子さんから、地域の方々と連携するにはどうすれば良いか講演していただきました。 地域住民に関心をもってもらうための工夫については、受講者から多くの質問が寄せられました。 また、他団体と連携をする上での障壁は、多忙であること、考え方に温度差があること等の言及がありました。 連携のコツについては事例を挙げて紹介され、受講者は深くうなづいていました。 |
【講座3】 ~都の補助金情報~ 東京都の担当者から「地域の底力再生事業助成」と「地域における見守り活動支援事業」について、説明がありました。 活動を進めるためには、資金面の課題もあるかと思います。活動の充実や活性化に向け、こうした行政の支援を活用していただければ幸いです。 |
【講座4】 ~自己紹介・意見交換~ 現在、自分が取り組んでいる子供見守り活動の内容や課題等について自己紹介した後、グループごとに自らの体験談を話し合い交流を深めました。 |
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次回は、6月21日(土曜日)です。 実践力の向上をテーマに、「危険箇所の点検手法や改善策」「他団体と連携した防犯ボランティアの取組」「子供の安全確保に効果的なパトロール」などの講座を開催します。 なお、当日は一部の講座を公開し、応用講座受講者以外の方も50名程度参加する予定です。(※公開講座の申込みは、すでに締め切っています。) |