大東京防犯ネットワーク

平成26年3月1日(土曜日)、都庁二庁ホールにて東京都子供見守りボランティアリーダー応用講座の第4日目を開催しました！ 　最終回となる今日は、「子供見守り活動発表会」です！ 　受講者の皆さんが応用講座を通じて、地域で実践した子供見守りプランについてその内容を報告いただきました。

はじめに樋野先生から発表のルールを説明していただきました。 　発表時間は1人10分（ペア発表の場合は20分）。 　取組の様子がよく伝わるよう、ポイントを絞り、わかりやすい発表をお願いしました。 　特に、活動内容、活動の成果、苦労したこと、乗り越えたことについては重点的にお話しいただくこととしました。

発表プログラムは以下のとおり。個人発表が9人、グループ発表が4組ありました。

No.	活動名称	区市町村
１	和田三丁目西町会地区防犯マップ作り隊	杉並区
２	人とメカで作る安全・安心まちづくり！！	新宿区
３	地域学校支援子供見守り青パト隊	日野市
４	馬駈地域連携隊	町田市
５	青色回転灯装備車による巡回を増加する計画	中央区
６	安全、安心まちづくりボランティア	国分寺市
７	危険箇所点検	練馬区
８	子どもの居場所づくり（無料塾）	世田谷区
９	東寺方小学校こども見守り隊	多摩市
１０	まちなか環境良くし隊	中野区
１１	石神井西小学校校区　安全安心マップ	練馬区
１２	地域の安心・安全を高める隊	足立区
１３	地域再生「安全マップづくり」	豊島区

育成講座の子供見守りプラン発表は、1人当たり3分でした。今回は10分と長くしたので、若干戸惑いがないか講師ともども気遣いましたが、そのようなこともなく、皆さん時間を有効に活用して、しっかりと、そしてじっくりと発表していただきました。 　本講座を通じて、受講者の皆さんは、リーダーに求められる３つの資質、「方向性を示すこと」、「他団体との連携協力が上手にできること」、「企画・実践力のあること」を習得したものと、力強く感じられました。 　例えば、子供110番の家や登下校の見守り、危険箇所点検を通じた地域改善など、地域が一体となって犯罪が起こりづらい環境づくりに取り組む、とても有意義な活動が見られました。

中には寸劇を交えて発表する方もいらっしゃいました！ こうしたユニークな発表は、非常にわかりやすく、多くの受講者が惹きつけられました。

発表が終わると、質疑応答が始まり、大変熱のこもった議論の場となりました！また、一人ひとり講師からコメントをいただきました。

全員の発表が終わった後は、小出先生や樋野先生から全体講評をいただきました。

小出先生からは、「今回は、防犯をテーマに活動してもらったが、発表を聴いていると、交通安全の取組も多くあった。また最近は一昔前と比べ、防犯活動も堅苦しいものではなくなった。目的は安全・安心としながらも、ユニークなアイデアを採り入れながら、やり方が多様化している。これはとても良いこと。」とのお話がありました。

樋野先生からは、「例えば、まち歩きをして何か課題を見つけ、それをきっかけに取り組むことが必要。現在、防犯カメラが多くの地区で設置され注目されているが、防犯カメラでなくても、何かきっかけを見つけて、『私たちのまちはこういうまちを目指します。』ということが重要。また、ソフト面にとどまらず、環境を変えるようなハード面での活動も組み入れ、ソフト・ハードの両面で取り組んでいくことが大切。今回の発表では、次年度以降の参考となるようなものが数多くあった。」とのお話がありました。

会場には、みまもりぃぬも登場♪

すべてのカリキュラムが修了し、河合青少年・治安対策本部長から修了証や今後の活動に役立つグッズが授与されました。

「これからも子供見守り活動がんばるぞ！！」

皆さん、9月からの長丁場の取組、お疲れ様でした！

今後とも子供の安全・安心の確保に向け、地域での活動をよろしくお願いします！

第1日目から第3日目までの様子はこちら！ 【リンク】 平成25年度　子供見守りボランティアリーダー応用講座第1日目 平成25年度　子供見守りボランティアリーダー応用講座第2日目 平成25年度　子供見守りボランティアリーダー応用講座第3日目