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地域安全マップ公開モデル授業を開催しました

 子供自身の危険回避能力向上を目的とした「地域安全マップづくり」の公開モデル授業を、台東区立金竜小学校、三鷹市立第七小学校、千代田区立番町小学校の3つの小学校で開催しました。
 地域安全マップづくりを行ったのは、いずれも3年生の児童。地域安全マップの考案者である立正大学の小宮教授を講師に迎え、「危険な場所」「安全な場所」の見分け方を学んだ後、立正大学学生の補助のもと、フィールドワークとマップ作製を行いました。
 授業は、教職員の研修として公開され、他校の教職員や児童の保護者、地元のボランティアなど多くの方が子供達の地域安全マップづくりを見学しました。


【小宮教授による事前学習】
写真 犯罪の起こりやすい危険な場所について、「入りやすく・見えにくい」というキーワードを使って説明
 「人の多い場所は危ない」など、目からウロコの授業に、子供たちだけでなく、見学の大人たちからも驚きの声が上がっていました。
【フィールドワーク】 写真  講義後、班に分かれてフィールドワーク(まち歩き)に出発。
 講義で習った危険な場所・安全な場所についてキーワードを使って見つけました。
 小宮教授の、「ネコがいるよ。」と危険な場所に誘いこむ「騙し」の手口も体験。「もう騙されない。」としっかり学習できました。
【マップづくり】
写真  フィールドワークから帰った後は、いよいよマップづくり
 フィールドワークで見てきた場所を思い出しながら、撮った写真にコメントを付けて模造紙に貼っていきました。
 みんなで役割分担しながら、楽しく学習ができました。
【発表】 写真  完成した地域安全マップを各班の代表者が勉強したキーワードを使って発表しました。
 発表では、「いつも歩いている道でも、実は危ない場所がいっぱいあってびっくりした。」「地域のいろんな人が見守ってくれていることがわかった。」という感想がありました。


 最後に、小宮教授から「危ない場所には近づかない」「危ない場所には一人で行かない」「危ない場所に一人で行かなければならないときは十分気をつける」という「三原則」を教わり、授業を終えました。
 見学の先生からは、「とても勉強になった。自分の学校では自分で授業しなければいけないので、今日見たことをしっかり覚えて子供たちに教えていきたい。」という声が聞かれました。


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