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平成25年9月28日(土曜日)、都庁二庁ホールにおいて、平成25年度 東京都子供見守りボランティアリーダー応用講座の第1日目の講座を行いました。 本講座は今年度スタートした取組で、主な受講者は、「ボランティアリーダーの育成」の修了者です。今回は20名の受講者が集まりました。 受講者の皆さんは、来年3月まで延べ4日間で、危険箇所点検の取組手法や他団体との上手な連携手法などを学び、地域で活躍する子供見守りボランティアリーダーとして、更に資質を向上していきます。 応用講座のキーワードは、2つ! 1つ目は「実践」です。 育成講座では、子供見守りプランの発表をもって修了となりましたが、今回も新たなプランを作成し、実際に地域で取り組み、その成果を報告していただきます。 2つ目は「協力・連携」です。 今春、育成講座の修了者へアンケートを行ったところ、「各団体との連携」については、困難を感じている、との回答が非常に多くありました。 そのため、本講座ではその課題を解決するための知恵やノウハウをお伝えできるようなカリキュラムとしています。 |
【1時限目】 1時限目は、本講座の主任講師である東京大学大学院教授の小出治先生から開講の挨拶をいただきました。 |
続いて、河合青少年・治安対策本部長から『子供見守りボランティアリーダーに期待するもの』をテーマとする基調講演をしていただきました。 子供見守り活動とその連携協力の重要性、リーダーに求められるものについての話と、地域の子供見守りボランティアリーダーとして活躍し、他のボランティアのモデルとなるような活動を期待しているとの話がありました。 |
【2時限目】 すべての受講者が現在、自分が取り組んでいる子供見守り活動の内容や課題等を自己紹介し、その後、グループごとに自らの体験談を話し合いました。 |
【3時限目】 今回のメインテーマである「失敗事例に学ぶ」については、足立区の鈴木俊郎さんからお話をいただきました。 第1日目のテーマは、「失敗事例に学ぶ」です。 子供見守り活動には、様々な取組がありますが、はじめからスムーズに進められるわけではありません。 失敗事例から成功へと転じる秘訣について学びました。 鈴木さんが足立区花畑地区で子供見守り活動を展開するに当たり、活動を進めるための困難をどのように工夫して取り組んだかお話しいただきました。 その後もグループでそれぞれの体験談を話し合いました。 |
【4時限目】 グループディスカッションでは、独立行政法人建築研究所主任研究員の樋野公宏先生の進行のもと、各受講者が日々、子供見守り活動を行う上で苦労していることと、それを解決した方法をふせんに書き出し、グループで話し合いました。その後、班ごとに発表していただき、受講者全員で課題と解決方法を共有しました。 |
次回は10月5日(土)です。 テーマは、「子供見守りプランの企画・実現に向けて」独立行政法人建築研究所主任研究員の樋野公宏先生から、地域の危険箇所点検と課題解決・改善に向けた取組のお話をいただきます。 お楽しみに!! |