都内の自主防犯ボランティア団体を支援するポータルサイト。最新の防犯情報を提供します。身近な仲間を誘いあって、できることから始めてみよう。
平成19年12月10日(月)、地域犯罪防止とともに地域住民への防犯意識啓発を目的として、練馬区旭町地域で「旭町地域防犯連絡協議会」による合同パトロールが実施されました。 当日は参加者約200人が旭町小学校に集合し、地域内の豊渓中学校長などのあいさつの後、同小学校を出発しパトロールを実施しました。 パトロールは、同小学校の学区域を8つのコースにわけ、20~30人程度のグループになり、区が支給したオレンジ色のジャンパーや誘導電灯などを全員が身に付けて約1時間行われました。練馬区の「安全安心パトロールカー」2台にも協議会のメンバーが乗車して、アナウンスをしながら周辺地域をパトロールしました。同協議会代表の安藤さんは、「この協議会は参加団体も多いのでとても心強いです」と話していました。 学校教員もパトロールに参加し、また、管轄の光が丘警察署の警察官もパトロールに同行しながらポイントなどについて指導を行いました。 |
【『旭町地域防犯連絡協議会』の活動内容】 区内旭町地域では、町会自治会が空き巣・ひったくり防止を主な目的に、PTAが子供の安全確保を主な目的としてパトロール活動を個別に実施していたが、4年ほど前に、地域で不審者が立て続けに現れたことから、地域の防犯対策のためには各地域団体が個別に活動するよりも、みんなが協力して取り組んだほうが良いと考え、当時の小学校PTAが中心となり学校などの区立施設や地域の各種団体に声をかけ、平成15年に「旭町地域防犯連絡協議会」が設置された。 |
【構成団体】
|
【活動内容】 各団体がパトロールの実施曜日や時間帯などを事前に調整し、夜間を除いて必ずどこかの団体がパトロール活動を実施する体制が構築されている。 また概ね各学期に一回程度、メンバーが一堂に集まり各団体の取組み状況について情報交換を行うとともに、街路灯が暗い、違法駐車が多い、など地域の課題について意見を出し、区や警察署に要望するなどの活動も行っている。 区では、おおむね小学校の学区域を単位として、地域の各種団体が協力して地域防犯活動を行う体制(地域防犯防火連携組織)を構築することを進めている。当該組織が構築された場合には年間3万円の運営費助成を行っていて、「旭町地域防犯連絡協議会」にはその第1号の組織として、助成金を行っている。 町会自治会・PTAといった地域団体が個別にパトロール活動を行う例はありますが、「旭町地域防犯連絡協議会」のように地域各団体相互で曜日や時間帯を調整して効率的にパトロール活動を行ったり、地域団体が一堂に集まってパトロール活動を行ったりすることは、区内ではあまり例がない。 |
このページの関連カテゴリー