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空き巣撃退「花の街」推進モデル地区の町会・自治会に植木鉢を配付
~家の外に出て花の手入れをしながら犯罪の防止を図る~
犯罪の抑止・防止には地域の方々による日常の警戒が最も効果的であると言われています。そこで、練馬・光が丘・石神井の区内各警察署・防犯協会と練馬区が連携して、地域をあげて犯罪の抑止・防止に取り組んでいただこうと、「街かど安全10万人の目警戒運動」(区内各警察署管内の世帯数が約10万世帯であり、世帯に一人は地域で警戒の目を光らせてもらおうとの考え)と名づけた、様々な取り組みを実施しています。
空き巣撃退「花の街」事業は、「街かど安全10万人の目警戒運動」の一環として、平成17年3月から実施しています。平成16年12月に「練馬区民の安全と安心を推進する条例」を制定した練馬区では、地域団体による防犯・防火に係る活動に対して積極的に支援することとしており、各警察署からの呼びかけに賛同した町会・自治会に、花の鉢植え(フラワーポット)を数百鉢ずつ配布することとしました。これらのフラワーポットをお配りすることで、地域の方々に花の手入れを兼ねて家の外に出る機会を増やしていただき、併せて周囲に警戒の目を光らせていただくことを狙いとしています。また、フラワーポットを配布するにあたっては、各町会の日頃からの活動拠点を会場に「交付式」を開催し、ご参加いただいた町会員の皆さんに防犯に対する気持ちを新たにしていただいています。
フラワーポットは、地面に置いたり、軒下に吊るしたりすることが可能なタイプで、「空き巣撃退10万人の目警戒実施中」と書かれた札が植木鉢に刺さっています。各町会では、お配りしたフラワーポットを各家庭の道路に面した門や塀などに置いていただき、毎日子供の登下校の時間帯などに花の水やりをしながら家の外に出ていただき、併せて隣近所に不審者がいないか警戒していただいています。フラワーポットを配布した町会の方々からは「近所の方とあいさつや会話をすることで知り合いも増え、地域のつながりが広がりました」という声も聞かれています。
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