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世田谷防犯協会婦人部

取組主体の概要 地域有志によるボランティア隊
地域 東京都世田谷区

東京を代表する繁華街・渋谷からわずか5km。そこには広大な公園や大学があり、意外ともいえる景色が広がります。新たに流入する人口もある一方、古くからの居住者も多い閑静な住宅街。平成30年1月19日に行われた活動にお邪魔して、これまでの実績やの今後の抱負などをお聞きしました。 写真:白金パトロール隊の皆さん
世田谷防犯協会婦人部の皆さん



きっかけは、ひとりの警察官
 「住民たちで何かをしようという機運が高まったのは、世田谷警察署の防犯係長(当時)の存在がきっかけです。とても熱心な方で、あちこちに声をかけて回ってくださいました。そのおかげで、私たち世田谷防犯協会婦人部の活動が始まったのです」
 そう語るのは、同協会副会長で婦人部長を兼ねる高木照子さん。婦人部の発足が平成4年なので、今年で26年になるそうです。
 「でも、当初は何もかもが手探りでした。みんなで動こうにも前例がない、道がない、方法がわからない。そこから、試行錯誤しながらの26年でした。それでも、たとえば阪神淡路大震災の後には防災訓練をしたり、警察署の広報をお手伝いしたり……お陰さまで、なんとか続いています。」
写真:高木照子婦人部長
高木照子婦人部長
写真:集合場所は交番前
集合場所は交番前
自発的に集合してくれるメンバーたち
 現在、力を入れている活動は、多発している特殊詐欺の撲滅。月に1回、メンバーで手分けして広いエリアを回り、道行く人に声をかけてチラシを手渡します。婦人部だけで180名の大所帯ですが、毎回30名前後が集まってくれます。
 「年間のスケジュール表を渡しておくだけで、皆さんが自発的に集まってくださるのがちょっと自慢です」
 と笑う高木さんですが、それはメンバー同士の信頼と結束の証。簡単な打ち合わせの後で、さっそく二人ひと組になって行動開始です。
 「チラシには、最新情報が書かれています。困っていることはないかと互いに声をかけ合って話を聞くだけでも不安が拭えたりできて、こういった活動のメリットを実感しています。ですから世田谷だけでなく、東京全体に婦人部の活動が広がればいいな、というのが私の今の願いなのです」
写真:出発前に世田谷警察署髙梨生活安全課長からご挨拶
出発前に世田谷警察署髙梨生活安全課長からご挨拶
写真:道行く人に声をかけます
道行く人に声をかけます
写真:信号待ちしている方にも積極的に声かけ
信号待ちしている方にも積極的に声かけ
都内屈指の規模での活動に感謝
世田谷警察署 生活安全課長 髙梨武さんの話
写真:髙梨生活安全課長
髙梨生活安全課長
 都内全体の推移と同様、世田谷区での刑法犯認知件数は下降しています。管内における刑法犯の約4割は自転車盗ですが、そこだけを見ても平成29年は前年マイナス120件という結果を得られています。
 一方、増加しているのが特殊詐欺。こちらもマイナスにしたいのですが、警察だけでは手が届かない部分があります。やはり、市民の方は大きな力を発揮しますし、確実な効果を得られています。  こちらの婦人部は180名もの方が在籍する都内屈指の存在です。先日は都の表彰も受けました。これも皆さんの地域への貢献が認知されるとともに、順調に浸透してきた結果でしょう。
 緑の上着にチューリップハット。今後も活動を継続され、このトレードマークが「安心・安全の象徴」となるよう、警察としても協力を惜しまないつもりです。

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