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神田駅西口商店街夜間パトロール隊

取組主体の概要 神田駅前等における防犯パトロール隊
地域 東京都千代田区

 古くからの伝統が続く町、神田。今回は、そんな神田の町でパトロール活動を続けている「神田駅西口商店街夜間パトロール隊」をご紹介いたします。
 今年で10周年を迎えるパトロール隊ですが、中心になっているのは、神田西口商店街振興組合のみなさん。現在の構成人数は20名ほどで、週に2回の夜間パトロールを行っています。
 今回は平成25年7月10日に行われた夜間パトロールを取材しました。
神田駅西口商店街夜間パトロール隊のみなさん
神田駅西口商店街夜間パトロール隊のみなさん

自分達の手で町の再生を
振興組合理事長 秋山さん
振興組合理事長 秋山さん
 神田駅西口商店街振興組合の理事長、秋山さんにお話を伺いました。
 商店街の振興組合の発足自体は、昭和26年。当初は商店街に人を増やし、地域を活気づける目的からスタートしました。そんな組合に転機が訪れたのは、平成のバブル崩壊でした。
 「以前はこの町にも企業が多くありましたが、バブル崩壊をきっかけに撤退。結果、町には違法金融業・違法風俗店が増え、通行人が激減しました。商店街としては、お客さんが少なくなるのは死活問題です。どのようにして町を再生していくか、ということになった時、自分達で、まず違法看板・貼り紙・客引きを全部無くすことが必要だと考えました。」
 折しも千代田区生活環境条例が制定され、違法・放置看板、客引きに対処すべく、警察と協議し、防犯カメラの設置とともに、平成15年5月21日に現在のパトロール隊を結成しました。  
トラメガでの呼びかけも

念入りにゴミ拾いを行うみなさん
 夜間パトロールでは、ゴミ拾いに始まり、トラメガを使って通行人に客引きへの注意を促す活動等が行われています。
 違法看板やチラシが溢れかえっていた当時は、70リットルのごみ袋が7袋も出たそうですが、こうした秋山さん達の活動により、今では貼り紙や捨て看板も無くなり、町の環境は大分改善されました。
現状の問題について
 現状の問題と今後の目標について、秋山さんは次のように語ってくださいました。
 「まだまだパトロールは危険が伴います。一般の居酒屋の客引きは規制出来ないのが現状ですし、どこで拘束力を持たせるか、そこが一番の問題だと思います。今後も、客引き防止・違法看板ゼロを目指して、条例の提案を出していく予定です。また、若い人達にどう参加してもらうかも課題です。これは広く募っていかないと難しいと思います。」
学生さんも参加
神田外国語学院の生徒さん
左から神田外国語学院2年生
鈴木さん、大迫さん、照井さん
 現在、神田外国語学院の生徒さんもパトロールに参加しています。2年生の鈴木さんは、参加に至った経緯を次のように話しています。
 「帰り道にゴミ拾いをしているパトロール隊の方を見たのが、参加のきっかけでした。世の中の為に、自分に出来ることから始めようと思い、活動することを決めました。」
 今では同じく2年生の大迫さん、照井さんも参加し、活動の輪を広げています。
地元地域の安全・安心のために
写真1
左から、千代田区職員 白根さん、
万世橋警察署 角田 生活安全課長
防犯係の牧野さん
万世橋警察署 角田 生活安全課長
 「地元地域の安全・安心のために、みなさんが一生懸命に活動しています。まちのことには詳しい方達ですから、私達警察はそういったみなさんから情報をいただいて、まちに貢献するために活動している次第です。これからも一緒に協力し続けていきたいですね。」

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