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久松防犯協会・犯罪抑止隊

取組主体の概要 日本橋・人形町周辺等における防犯パトロール隊
地域 地域 東京都中央区

 伝統文化と最新の情報文化が共存し、エネルギッシュに日本経済界をリードする日本橋。そんな町でパトロール活動を続けているのが、今回ご紹介する「久松防犯協会・犯罪抑止隊」です。
 母体となる「久松防犯協会」は、昭和20年代に発足。今年の4月には"青年部"も結成しました。
 現在は、母体の「久松防犯協会」が52名、「青年部」が27名、で構成されています。
 今回は、平成25年5月8日に行われた夜間パトロールを取材しました。
久松防犯協会・犯罪抑止隊のみなさん
久松防犯協会・犯罪抑止隊のみなさん

50年以上、地元を見守ってきたパトロール隊
防犯協会会長 高野享士さん
防犯協会会長 高野享士さん
 母体となる久松防犯協会は、"客引きや空き巣被害をなくそう"という目的で、昭和20年代に発足しました。
 地元に36ある町会の方々に協力を呼びかけ、結成まで取りまとめたのが、現会長の高野さんです。
 「当初は、36もある町会の意見をまとめていくのは大変なことでした。しかし、活動が良いものだということが皆さんに伝わっていくと、自ら参加を希望する声も上がってきました。現在は、青色防犯パトロール車での活動を中心に、夜間の重点的なパトロールも併せ、月に10回程度活動しています。いつ何が起こるか分かりませんので、私達の活動自体を犯罪の抑止にしていきたいです。その他にも、区長・議員・中央区内の警察署長への働きかけにより、条例改正にまで至りました。今年の4月1日からは、その条例(中央区の安全で安心なまちづくりを推進する条例)が改正され、客引きに対する注意・声掛けも、より行いやすくなりました。」
青年部について
左から青年部代表 森井さん、幹事 美添さん
青年部代表の森井さん(左)、幹事の美添さん(右)
 今年の4月には、活動の裾野を広げ、若い世代の方々にも防犯意識を高めてもらおうと、青年部も発足しました。
 「メンバーは、30代~40代の在住者・在勤者を中心に構成されています。夜間パトロールは3チームに分かれ、月に2回程の活動をしていますが、今後はもっと活動の頻度を高めていきたいと考えています。」と青年部代表の森井さん。
 4月から始まったばかりの青年部ですが、森井さん自身、活動を始めてから既に変化を感じていることがあるそうです。「防犯活動を始めてからは、活動以外の普段の生活でも、町が汚れていたりといった、ちょっとした乱れが気になるようになりました。」と、活動は意識改革にも繋がっているようです。
 また、青年部幹事として参加し、東京都主催のボランティアリーダーの育成修了者でもある、美添さんにもお話を伺いました。
 「元々、防犯活動には関心がありましたが、講座を受講をすることで、“地域の中で防犯・防災のために動かなくてはいけない”という責任感が根付き、常に防犯意識を持って地域活動をしているので、意識の啓発になりました。」
 
今後の目標
夜間パトロール風景
夜間パトロール風景
 今後の目標について、会長の高野さんと青年部代表の森井さんの両名に伺いました。
 「皆で防犯に対する意識を高めていき、町全体の価値・質を上げていきたいですね。今後は、秋以降に婦人会を結成することも考えています。お母さん方に小中学校の登下校の見守りをしてもらい、子供たちがより安心して登下校出来るような町づくりをしていきたいです。」と会長の高野さん。
 代表の森井さんからは次のように伺いました。
「防犯意識を高めていき、自分達の子供たちも、安心して暮らせるような町にしたいです。また、会員の方以外にも、地域に住んでいる方・仕事をしている方の動機づけとなるような活動をしていきたいと思います。」
皆で町を守る意識について

中村 久松警察署長
中村 久松警察署長
 「小さいまちですが、各町会がしっかりとしていて、自分達のまちを守ろうという気持ちが現れていますし、青年部を発足させるなど、活動の裾野を広げようと努力しているのも頼もしいです。今後も、お互いに協力していきたいです。」

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