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安全で明るい四谷防犯推進委員会

取組主体の概要 地域有志による防犯パトロール隊
地域 東京都新宿区

 新宿三丁目、新宿四丁目地区を中心に活動する「安全で明るい四谷防犯推進委員会」をご紹介いたします。
 平成25年3月12日(火)、新宿三丁目町会、新宿四丁目町会をはじめ、四谷警察署、高島屋、三越伊勢丹、丸井、JRA、商店会などが参加して、街の浄化パトロールを行いました。
パトロールの記念撮影

街の浄化パトロール
 新宿四丁目町会の防犯部長の小澤さんにお話を伺いました。
「このパトロールは、平成6年より立ち上げ、その後、20年近く続いております。発足当時は、立て看板が大変多く、特に風俗のものが目立っていました。街を歩いていても、子供の目に付くことが多いので、なんとかしなければと思いました。当時は、不法な立て看板を取り締まる条例がなかったんです。立て看板を外すのにはどうしたらいいのかということで、国道は国土交通省、都道は東京都、区道は新宿区、電話ボックスはNTT、電柱は東京電力と、それぞれの地権者の皆さんに集まってもらい、『いっしょに外しましょう。』と始めたのがこのパトロールなんです。とはいいましても、立て看板を立てる事業者もおり、四谷警察署に相談をして、「安全で明るい四谷防犯推進委員会」を設立し、新宿三丁目、四丁目町会で一緒にやることになったんです。立て看板の撤去は、多い時には2トントラック一杯になったこともありました。最初は処分の費用は、持ち出しでしたが、その後、新宿区の協力でゴミとして処分をしてもらうことがでました。また、地権者の皆さんの許可をもらって立て看板禁止の張り紙をしたりしてきまた。」という経緯でした。
 現在では、不法な立て看板を取り締まる条例もでき、街は、徐々にきれいになってきたとのことです。 

パトロール前の事前打ち合わせ

繁華街をパトロール

繁華街をパトロール

路地の隅々までパトロール
継続することが、大事なんです
新宿三丁目町会長 宮内さん
 今回の「街の浄化パトロール」は、公募の際に初めから参加しているという経緯もあり、その後、20年近くずっと続けております。
 やはり、継続は力なりということだと思います。看板が無くなったから、もういいでしょうということでは、ありません。街の安全・安心のためには、この浄化活動は非常に大事なことだと思います。

新宿四丁目町会防犯部長 小澤さん
 この街は、いろいろな犯罪がありますから、グリーンのジャンパーでパトロールして、ここでは、悪いことはできないぞという抑止力にもなっています。やはり、継続することが大事なんです。
 風俗の看板は少なくなったといっても、道路に店の看板が置かれ通れなくなることもあります。その時は、新宿区の職員にきていただいて、撤去をお願いしたりしています。四谷防犯協会や四谷交通安全協会などの方々に協力をしてもらい、違法な看板の撤去をしてもらうこともあります。

新宿三丁目町会長 宮内さん(左)  新宿四丁目町会防犯部長 小澤さん(右)
皆さんと一体になって
岡野 四谷警察署生活安全課長
 地元の方々が自主的に「自分たちの街は自分たちで守る」という防犯意識で、パトロール活動を行っています。四谷警察署といたしましても、防犯に協力して活動していただけるということで、大変、助けられおります。これからも皆さんと一体になって安全・安心のために頑張っていく決意でおります。

岡野 四谷警察署生活安全課長(左)  西田 四谷警察署防犯係長(右)

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