自主的な防犯活動を支援するポータルサイト。最新の防犯情報を提供します。身近な仲間を誘いあって、できることから始めてみよう。

メニューを飛ばして本文へ進む

ホームへ戻る

防犯情報マップ

防犯トピックス

防犯ボランティア活動

都内区市町村の取組

安全安心まちづくり条例

防犯設備(防犯カメラ等)の整備

子供の安全対策

ボランティアリーダーの育成

地域安全マップ

企業連携

警視庁の取組

FAQ・このサイトの使い方

お知らせ・イベント

防犯団体登録・メール登録・各種資料

お問い合わせ

オープンデータ

防犯ボランティア活動紹介WEBマガジン
TK.RUN(ティーケー・ラン)

地域 東京都世田谷区

 世田谷区立尾山台小学校の保護者(父親)によって構成される尾山台小「おやじの会」を母体として活動しているランニング愛好グループ「TK.RUN」(ティーケー・ラン)。
 「TK.RUN」は、毎月第5金曜日の夜9時に東急大井町線尾山台駅前に集合し、街の見守り(パトロール)をしながらランニングを行うパトロールランニングを行っています。
 令和2年1月31日(金)に実施されたTK.RUNの皆さんのパトロールランニングに参加し、実際にメンバーの皆さんと汗を流して来ました。今回はTK.RUNの活動についてご紹介します。
写真:TK.RUN(ティーケー・ラン)のみなさん
TK.RUN(ティーケー・ラン)のみなさん



多彩な活動をしてきた「おやじの会」
 「おやじの会」は1980年代半ば頃から、その名のとおり「保護者の父親たちの会」として広まり、現在では全国に約4000もの団体があるそうです。
 世田谷区立尾山台小学校の「おやじの会」も、そのひとつ。
 その活動は、運動会での警備をはじめ、「エディケーショナル(教育的な)おやじ」として、弁護士や建築士といった専門的な職業に就いている父親たちによるキャリア教育セミナーを行うなど、様々な形で学校行事に関わり、子供たちの安全と健全育成をしっかりと支えています。
 「尾山台小学校の『おやじの会』は、結成して20年以上になります。職業体験だけじゃなく、サバイバルキャンプ教室やウクレレ教室のようなレクリエーションをやってくれるお父さんもおり、子供たちも楽しんで参加してくれています。」
と話すのは、尾山台小学校「おやじの会」の会長である高橋宏行さん。
 高橋さんは今回活動に同行したランニング愛好グループ「TK.RUN」の中心的なメンバーでもあります。
 高橋さん自身は当初、「おやじの会」の活動にはあまり積極的に参加していなかったそうですが、奥さんの勧めで活動に参加してみると、様々な世代のお父さん達と関わることができ、自分自身にも良い刺激になっているそうです。
写真:TK.RUNのメンバー 高橋 宏行さん
TK.RUNのメンバー 高橋 宏行さん
本格的なマラソンからパトランへ
 グループ名にある「TK」は、創始者である東洋大学陸上競技部出身の小林良次さんが結成したチームを意味する「Team Kobayashi」の頭文字を取ったもの。
 TK.RUNは、本来マラソンの市民大会等に出場し、より速いタイムでの完走を目指す市民ランナー達が所属するマラソンチームであり、練習の内容もかなりハイレベルなものだそうです。
 「でも、本格的に走りたい人ばかりじゃなく、もっと気軽に色んな人が参加できたらいいんじゃないかという話が持ち上がりまして。トレーニングとして走るのではなく、ゆっくりとしたペースでランニングしながら地域のパトロールを行うパトロールランニングを始めました。」と高橋さんは話します。
 「TK.RUN」の防犯パトロールは約5年続いており、これに加えて、月に2回は「おやじの会」としての防犯パトロールを実施しているそうです。
 いずれも夜9時と遅い時間からパトロールを開始するのには訳があり、一つはお父さん達が仕事を終えてからでも参加できるように、もう一つは尾山台駅から2駅先の自由が丘駅周辺には進学塾が何校もあり、そこに通ってる子供たちが帰ってくるのが夜9時頃になるので、その見守りを行うためです。
 夜遅くに塾から帰宅する子供たちや、その保護者にとっては、大きな安心になります。
 高橋さんたちが子供たちに「こんばんは」や「お帰りなさい」と声をかけると、必ず元気な声が返ってくるそうです。
写真:尾山台駅前の商店街を走るTK.RUNのメンバー
尾山台駅前の商店街を走るTK.RUNのメンバー
 
腕には「RUN and SAFETY」のLEDアームバンドが光る
 メンバーがパトロールをするときに身につけることになっているのは、「まちかど防犯」「防犯パトロール」と記載された緑色のベスト、さらに今回からは新アイテムとして「RUN and SAFETY」と記載されたLEDアームバンドが登場しました。
 アームバンドは、青色とピンク色の2色があり、LEDライトが点灯するので、参加者からは「夜間でもずいぶんと目立ち、防犯効果が期待できる。」「車のドライバーからも見えやすく、交通事故防止にもなる。」と好評でした。
 このLEDアームバンドは、東京都が市民ランナーの方に、ランニングをしながら地域の安全を見守っていただく「ランナーによる見守り活動」を呼びかけるために製作したもの。
活動の趣旨に賛同し、都内で活動している10人以上のランニング団体及びランニングサークルであれば、配布申請をすることができます。(詳しくはこちらのURLをチェック)
https://www.bouhan.metro.tokyo.lg.jp/90_archive/topic/report_2018/12/p1227.html

 TK.RUNのメンバーが、「RUN and SAFETY」のページをインターネットで見つけ、高橋さんに知らせたのがきっかけとなり、高橋さんがこの活動の趣旨に賛同しLEDアームバンドの申請を行い、今回、メンバー達に「RUN and SAFETY」のリーフレットとともにLEDアームバンドが配られました。
写真:「RUN and SAFETY」のLEDアームバンド
「RUN and SAFETY」のLEDアームバンド
パトロール活動が繋ぐ地域の輪
 高橋さんは、10年ほど前にこの地域に引っ越してきたのだそうです。
 「以前は近所付き合いがそれほど盛んではなく、自然が少ない地域に住んでいたのですが、子育てをするなら自然に触れる機会の多いところが良いと思って、多摩川があり自然も多い尾山台に引っ越してきました。当然、越したばかりの頃は友達も知り合いもいなかったのですが、今では『おやじの会』や『TK.RUN』の活動を通じて、多くの仲間ができました。」と高橋さんは笑顔で話します。
 人のつながりはさらに広がり、「おやじの会」の防犯パトロールや「TK.RUN」のパトロールランニングには地元商店街の方や、近所の大学に通う学生も参加してくれています。
 高橋さんによれば、活動が長続きするコツはみんなが楽しみながら参加すること。
 仕事も立場も年齢もばらばらなメンバーが、誰でも参加することのできる防犯パトロール活動を通して、人と人とが繋がり、素敵な人間関係の輪を広げています。
 高橋さんのお子さんは、現在6年生。まもなく小学校を卒業しますが、高橋さん自身は一緒に“卒業”することなく、OBとして「TK.RUN」の活動を続けるとのこと。そうしてグループを世代交代していきつつ、地域の人たちともっと深くつながることが目標だとも話してくれました。
写真:和気あいあいとした雰囲気が長続きのコツ
和気あいあいとした雰囲気が長続きのコツ

このページの関連カテゴリー