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第17回東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生活動紹介

今回は、平成16年前期に第1期生として受講され、亀戸2丁目団地管理組合自治会長として活躍されている小関忠徳さんにお話をうかがいました。また、小関さんと共に「児童の安全を守り隊」として活動している皆さまからも一緒にお話をうかがいました。

東京都安全・安心まちづくりアカデミーを受講して

写真1
〔「児童の安全を守り隊」と学校などの関係者(一番左側が小関さん)〕

受講しての感想をお願いします

地域安全マップづくりや犯罪者の心理についてなど色々な講義を受けましたが、全て防犯活動に直結したものだと感じました。また、人を守る、命を守るという意識を強く感じ、燃える思いを持ったことを覚えています。

毎朝見守り活動を実施

パトロール隊結成のきっかけは?

写真2平成16年に私がアカデミーを修了して、その内容をこれまで個別に見守り活動をされていた方々に話したところ、組織化しようということになり、役割分担や服装などを定めました。

活動内容は?

写真3朝の見守り活動は、7時50分ころから8時30分ころまで、第一亀戸小学校の校門前で行います。校門前では、校長先生、生活指導の先生を始め、多くの先生方と一緒になって子供たちにあいさつをします。
小学生の見守りが終わると、同じ敷地にある第一亀戸幼稚園の園児の見守りも実施します。

学校との連携はいかがですか?

写真4年に2~3回、校長先生や生活指導の先生とパトロール隊との懇談会を開いています。その席で「いつもお世話になっているので」と給食を出していただき、授業参観や登下校時の児童の様子を話し合うのが隊員みんなの楽しみなんですよ。校長先生からも「地域の方と一緒になって活動することで安全に対する意識が高まっています。」というお話をいただいています。

警察や行政との連携はいかがですか?

城東警察署の防犯係の方々には、朝一緒に見守りをしていただくこともあり、いつもご指導をいただいています。今日も第一亀戸幼稚園でさすまたの使用方法についての訓練を行うと聞き、私たちも参加させていただきました。初めてさすまたを使いましたが、使い方にコツがあるということが分かりました。江東区の青色防犯パトロール隊の方も各小学校の巡回をされているので、情報交換をしています。

写真5写真6
〔写真左・さすまたの訓練 / 写真右・江東区の青色防犯パトロール〕

自治会活動が地域のまとまりを作る

その他にどのような活動をされていますか?

写真7週ごとに曜日を決め、オレンジ色のジャンパーと緑色のチョッキを着て、拍子木を鳴らしながら夜間パトロールをしています。同じ色の目立つものを着ることで犯罪抑止効果があるのではないかと思っています。

お祭りなどの活動も盛んだそうですね

夏祭りでは、子供たちの有志による「一亀小ソーラン」というソーラン節や幼稚園児のかわいい踊り、中学生のブラスバンド演奏などを見ることができます。祭り以外にも、月に1回日曜日に「みどりの日」と称して、大人と子供が一緒にゴミ拾いや雑草取りをしており、終了後に芋煮会や餅つき大会をすることもあります。自治会の植栽部では、樹木のせん定など緑の維持管理に努力しており、区の第1回「まちなみ景観賞」をいただきました。これも犯罪抑止につながっていると思います。このような自治会活動が地域をけん引することで結びつきを強め、地域のまとまりができていくと感じています。

パトロールを継続していくために

心掛けている点は?

立場が多様化している中で、コミュニケーションを取りながら、いかに街のため、人のために奉仕していくかを心掛けています。義務感だけでは続かないので、ボランティア精神で頑張っています。

最後に一言お願いします。

人を守るという意味で、防犯と防災は同じだと考えています。防犯をきちんとすれば防災に役立ち、防災をきちんとすれば防犯に役立つと思うのです。これからもアカデミーで学んだことをできるだけ周りの方に伝えることで、いざという時に同じ考えで動くことができる方を増やしていきたいと思います。