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第7回東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生活動紹介 |
今回は、平成17年に第3期生として受講され、白鷺町会防犯パトロール隊で活躍されている、鈴木孝雄(すずき たかお)さんにお話をうかがいました。 |
平成17年12月、栃木県で女子児童が誘拐され、殺されるという痛ましい事件が起こりました。日ごろから子供の安全を守りたいという気持ちを持っていましたので、その後すぐに通学路の見守りを始めました。
雨の日は、子供たちがより危険なのではないかと思っているので、雨の日も見守りとあいさつ活動をしています。
〔鷺宮駅前交番の警察官も一緒に見守りをしています〕
知らない「おじさん」から、知っている「おじさん」となり、毎朝元気にあいさつが響くようになったことがうれしいですね。始めて2年8か月になりますので、最初のころの1年生は、もう3年生になり、成長した姿が見られることも喜びです。
私の同級生が一緒に1か月間見守り活動を行い、今は、隣の小学校の通学路で元気に見守りとあいさつ活動をしています。
学校評議員をさせていただいたり、地域協力連絡会に参加したりしています。昨年、校長先生に「目隠し効果、日除け効果、緑化推進のためにゴーヤを植えたらいかがですか」と提案したところ、賛同していただいたので、地域と学校で協力して、プール外周や中庭に緑のカーテンを作りました。昨年は600本以上の収穫があり、給食の食材として3度登場したそうですよ。校長先生からも「地域の方々と一緒に栽培活動を行い、互いに顔の見える関係を築ければと期待しています」という話を伺っています。
平成16年6月に、中野区から防犯パトロールに関する広報があり、町会で検討した結果、パトロール隊員の募集を行うことにしました。 29名の隊員が集まり、同年10月にパトロール隊を立ち上げました。
月6回、名前入りベスト、防犯腕章、帽子のスタイルで、ビニール袋とトングを持って美化活動をしながらパトロールをしています。ゴミを拾うと街がきれいになり、防犯にもなるので、楽しみながら活動しています。
仲間意識、連携強化のために自作しました。各隊員の家に掲示してもらっています。
〔右から2人目が鈴木さん / 鈴木さん作成の隊員章〕
通学路でのあいさつ、声かけを続けて2年8か月になりました。これは、あいさつに協力していただいた地域の方のおかげだと思います。これからも子供たちに「笑顔であいさつ運動」を展開して、「笑顔であいさつひびくまち」を目指して活動を続けていきます。今後は、町会を通じて、下校時に家の外に出て子供たちを見守る活動を広げていきたいと思っています。
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