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第6回東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生活動紹介

今回から、毎月1回、東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生の方に他の修了生の活動を取材していただいた原稿を掲載します。
今月は、第2期生で東村山警察署管内防犯協会会長として活動されている豊田治樹さんが、第1期生で五日市防犯協会副会長として活動されている下野利市さんを取材しました。 今回は、平成16年前期に第1期生として受講され、五日市防犯協会副会長としてご活躍の下野利市さんにお話をうかがいました。下野さんがお住まいの日の出町は、昭和30年平井村と大久野村が合併し日の出村が誕生。昭和49年、町制施行により西多摩郡日の出町となった自然豊かで静かな街です。

東京都安全・安心アカデミーを受講して

写真1
〔写真右端が下野さん、中央が廣_五日市警察署長〕

受講のきっかけは?

当時、防犯協会長の補佐をする役割の副会長を任じられることとなり、防犯について学ぶ機会が欲しいと考えていたところへ東京都安全安心アカデミーが開催されることを教えられたので受講しました。

受講された時のご感想は?

100名近い皆様と勉強する中でそれぞれの街の姿によって違う防犯協会や防犯ボランティアの活動を知り大いに学びました。受講される皆様は大変熱心で「自分にも何かができる」と勇気を頂きました。と西多摩訛りで語られる口調はとてもエネルギッシュでした。

パトロール隊について

パトロール隊の結成は?

日の出町では、平成15年12月町役場職員による特別パトロール隊が結成されたのをはじめとして、自治会を中心に平成16年6隊、平成17年5隊、平成18年7隊、平成19年4隊、合計23パトロール隊が結成されました。隊員数も849名となり、人口が15,894名(6月1日現在)ですから日の出町では20人に1人がパトロール隊員です。これも五日市警察署・日の出町役場及び五日市防犯協会のおかげです。とこぼれるような笑顔で語られます。

パトロール隊の役割は?

「地域パトロール隊」と記入のあるジャンバーや、防犯腕章や防犯タスキ、防犯帽子等を着装。小・中学校児童・生徒の下校時間に合わせてパトロール活動を実施する他に、買い物や散歩等の外出時に不審者(車)等の発見通報に努め、犯罪の抑止並びに自主防犯意識の高揚に励んでいます。

警察、町役場と一体となって活動

警察・町役場との連携は?

警察署には、会議の他にもときどき顔を出しています。防犯係長は街の隅々までよくご存じで、私たちにパワーを下さっています。町の生活安全安心課では防災無線を活用し、曜日によって内容を変え午前と午後の1日2回放送して頂いております。防災無線の活用は賛否両論ありましたが、現在では定着し安全安心街づくりに大いに貢献しています。また、現在2台の庁用車で青色回転灯を装着した「青色安全安心パトロール」を主に町職員が実施しているので、時々同乗させて頂いています。

今日はどんなイベントですか?

今日は、「2008ひのでふるさとふれあい夏まつり」のイベントです。実行委員会と五日市警察署、防犯協会などが一体となってみんなで参加、みんなで楽しめる町民のふれあいの場として伝統行事になりつつあります。その中で私たちも力いっぱい参加させていただき安全安心パトロールを実施しています。

写真2
〔会場内をパトロール〕

ボランティア活動を続けていくために

苦労されていることとこれからの問題点は?

学童生徒の登下校時パトロールについてはそれぞれのご家庭の協力あっての賜です。世代が変わる中で更なるご協力をお願いしています。おかげ様で日の出町では侵入盗の発生も少なく(7月末現在4件)、自主防犯の意識も年々高まっておりますが、依然として無施錠の家屋が被害にあっている状況から、外出、就寝時の施錠確認とツーロック施錠の徹底を呼びかけています。また、万引き被害が増加傾向にあることから、五日市署の指導のもと、店舗と防犯協会の協力を得て、敷地内への防犯のぼり旗相当数の設置と、パトロール隊による店舗内の巡回を近日中に実施する予定です。と語る下野さんの姿には率直で強い意志が感じられました。