第4回東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生活動紹介 |
|
今回は、練馬区三原台地区で活動している光が丘防犯協会三原台支部長の丸茂司郎さんに話をうかがいました。 |
〔左から、正木さん、丸茂さん、薦田さん〕
「私一人の力は自ずと限界があります。いつも手伝ってくれる仲間がいて私を支えてくれるので、活動が長く継続できるのだと思っています。」と、長年一緒に活動している二人の方を紹介していただきました。
取材日は、洞爺湖サミットを直近に控えて、光が丘警察署と連携をとりながら、「自分たちの街は自分で守る」を合い言葉に、「洞爺湖サミット 地域協力会」として「三原台ワンワン防犯パトロール隊」による活動が行われていました。丸茂さんは、「ワンワンパトロール隊は活動地域毎に第一中隊から第四中隊までの4個中隊に別れて活動を行なっています。また、通常の防犯パトロール隊も熟年会と併せて3個隊で活動を行います。私は、『三原台防犯協力団体連絡網』により各責任者に連絡をとり活動をお願いしております。」と各団体相互の情報の発信と連携を図る事が重要だと話されました。
〔犬も仲良くパトロールをします(三原台ワンワン防犯パトロール隊第一中隊)〕
〔制服警察官との合同パトロール活動は安心です(三原台ワンワン防犯パトロール隊第二中隊)〕
「先ほど紹介した仲間の手作りによる掲示板です。掲示板を設置するためには、そこの管理者に了解を得なければならないことで苦労がありますね。また、その掲示板には最新の情報を掲示することが大切ですから、行政機関や警察にお願いしてチラシ等をいただいております。先日は東京都から振り込み詐欺の防止に関するチラシをいただき、早速掲示しています。」と情報発信の重要さを話されました。
空き巣被害や振り込め詐欺の被害が発生した時に広報活動を行っています。でも、私はできるだけ歩いて回ることにしています。その方が町の隅々まで見ることができて、町の人とお話ができるからです。また、隊員から話を聞くことでいろいろな情報が入ってきます。
「アカデミー講座では、いろいろな著名な方から貴重なお話を聞くことができて大変参考になりました。今は、その講義内容を実践すべく努力しております。お願いとしては、私の役割が情報発信ですので、新しい情報が欲しいということです。できる限り東京都、練馬区、光が丘警察署に連絡をして情報を集めて、住民の皆さんにお知らせすることで被害にあわないよう注意喚起に努めています。」と、常に元気一杯、精力的に行動される丸茂さんを見ていると、ボランティアは体力と行動力が必要だと感じました。
このページの関連カテゴリー