第1回東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生活動紹介 |
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「東京都安全・安心まちづくりアカデミー」とは、防犯ボランティア活動を都内全域に広げるため、地域のリーダー・オブ・リーダーを養成する目的で、東京都が平成16年から平成17年にかけて3回開講し、計284名が受講された講座です。今月から、「東京都安全・安心まちづくりアカデミー修了生活動紹介」として、修了生のみなさんが現在どのような防犯ボランティア活動をしているかを紹介していきますので、楽しみにしてください。特に、「これから防犯ボランティア活動を始めたい」という方や、「活動を始めたけれど、どのように継続していけばよいか悩んでいる」という方に参考にしていただければと思います。 |
〔写真中央が豊田さん〕
東京都安全・安心アカデミーを受講して、小宮先生(立正大学教授)の犯罪機会論などいろいろなことを勉強することができました。「リーダー・オブ・リーダー」と言われても、地域によって実状が違うので、学んだことを自分たちが地域でどのように更に発展させていくかを考えながら活動していきたいと思っています。
以前から、東村山防犯協会として、新しい防犯広報車の購入を自治町会に働きかけ、資金を蓄積していました。そこにタイミングよく、青パトを導入すると東京都から補助がいただけるという話を伺い、警察署に相談の上、青パトを導入することになりました。〔写真・東村山防犯協会の青パト〕
朝は8時から、午後は2時から、通学路を中心に毎日のようにパトロールをしています。
朝は、出勤前にパトロールしていますが、楽しんでやっているので、つらいとは思いません。
最低2人1組のパトロールなので、皆さんのご都合のよい日をあらかじめ聞いておいて、うまく活動できるようにしています。
はい。勤務している病院の中に、「東村山警察署ホームページ」というお知らせコーナーを作り、来院者に見てもらっています。
平成元年、防犯協会の中に「防犯活動機動部会」を作り、防犯パトロール用の電動アシスト付き自転車2台と中古自転車を購入し、前カゴに「防犯パトロール110番」と記載したカバーを取り付けました。防犯協会会員、元PTA役員など24名が、買い物に出かける時や散歩代わりにと、できるときにやっていただいています。
振り込め詐欺、還付金詐欺の被害防止を呼びかけています。これは、還付金詐欺が東村山警察署管内で連続して5件発生したためです。
警察からタイムリーな情報をいただけるので、それに合わせて活動することができます。警察の方も頑張ってくださっているので、私たちも自分の立場・ポジションでできることをやっていきたいと思っています。
「やってあげている」という気持ちではなく、街の方々への声かけから始まり、「御迷惑をお掛けします」という気持ちでボランティアをしていけば、少しでも地域の安全・安心のために役立つのではないでしょうか。私たちは、行政の代替団体ではなく、街の人々とともに地域を守るという任意のボランティアグループです。これからも自分にも何かできるという気持ちで、できることをしていきたいと思っています。
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