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子供110番の家等への駆込み体験訓練

子供110番の家等への駆込み体験訓練を実施しました!

八王子市 ライトバージョン

 子供110番の家等への駆込み体験訓練は、様々なバージョンで実施が可能です。
 実施準備の中で多くの労力を要するものの一つに、駆込み先協力者の確保があります。
 平成26年度に実施した練馬区の訓練では、29人の子供の駆込み先として、15の協力者宅・店舗をリストアップし、お願いしました。
 今回、八王子市では9つの駆込み先で118人の子供が訓練をしました。

 平成27年6月20日(土曜日)、子供が通学路等で犯罪に巻き込まれることを防ぐため、八王子市立愛宕小学校とその周辺で子供110番の家(八王子市では「ピーポくんの家」)やコンビニへ駆け込む訓練を実施しました。
 訓練に参加したのは、八王子市立愛宕小学校の5・6年生118名と、9軒の駆込み先協力者の方々です。本訓練は、学校・愛宕会(愛宕小学校のPTA)・警察・行政が連携して実施されました。南大沢母の会からも多数ご参加いただきました。

1 始まりの会

 学校の体育館で、5・6年生を集め防犯講話と訓練の進め方を説明しました。

宮木防犯課長  はじめに、八王子市の宮木防犯課長が訓練の趣旨・目的について話しました。
 「みなさんも不審者に声を掛けられることがあるかもしれません。訓練をしていなければ、大きな声を出したり、ピーポくんの家に駆け込むのは難しいと思います。今日は真剣に訓練に取り組み、万一不審者から声を掛けられたりしてもすぐに逃げられるようにしてください。」
 次に、南大沢警察署の警察官が紙芝居で「いかのおすし」を教えてくれました。
 最後に、八王子市防犯課職員が訓練方法について実演付きで説明しました。子供たちは、不審者役から「一緒に行こう」「車に乗って」「買ってあげる」「お母さんに内緒」といったキーワードが発せられたら、防犯ブザーを鳴らして、「助けて!」と叫びながら、ピーポくんの家に駆け込むことを学びました。
宮木防犯課長
紙芝居での「いかのおすし」の説明
紙芝居での「いかのおすし」の説明
訓練方法を説明する八王子市職員
訓練方法を説明する八王子市職員

2 駆込み体験訓練

 訓練は、クラス単位で実施しました。
 一班6人程度のグループを4~5組つくり、学校からそれぞれの訓練場所に向け出発!各グループには、愛宕会の協力者、「防犯訓練実施中」というプラカードを持つ市職員、南大沢警察署の警察官が付き添いました。
 訓練場所に到着後、市職員は、協力者宅に訓練開始を告げ、拡声器で近隣の家へも訓練開始を周知しました。
 一班ごとの訓練は2回。2つの協力者宅へ3~4人ずつ訓練を行います。
 まず、3人の子供が一緒に下校しているところ、見知らぬ人に突然声を掛けられます。

駆込み先へ逃げる子供たち  不審者役は、「どこの小学生?愛宕小へ行きたいのだけれど」と道を尋ねるフリをして近づき、話が進んだところで、「一緒に行こう」「車に乗って」「買ってあげる」「お母さんに内緒」と言葉巧みに誘いかけます。中にはうでをつかむことも。当然、子供たちは困惑しますが、始まりの会で学習したとおり、それらの言葉が使われると不審者と判断し、すばやく防犯ブザーを鳴らし、大声で「助けて!」と叫びながら、「ピーポくんの家」へ駆け込みました。
 
 「ピーポくんの家」に駆け込んだ子供たちは、駆込み先の協力者から、「何があったの」「いつ」「どこで」を聞かれます。そして、協力者が「110番するからね」と告げて訓練は終了。
(ライトバージョンで実施したため、模擬通報訓練は行いませんでした。)
 
 訓練が終了すると、協力者にお礼を述べて、もう一つの訓練場所へ移動します。
 2つ目の訓練を終えると、学校に戻ります。
 学校に到着後、子供たちは市の職員から訓練の感想を聞きかれました。「声を出しながら逃げるのは難しかった」「ピーポくんの家の場所がわかった」「本当の不審者にあっても上手く逃げられそう」などと子供たち。その後、市の職員や警察官から講評をもらいました。
駆込み先へ逃げる子供たち
不審者について説明する子供たち
不審者について説明する子供たち
市の職員から講評を聞く子供たち
市の職員から講評を聞く子供たち

3 ライトバージョンの取組

 八王子市では、1時限目に全体説明を行った後、クラスごとに時間を分けて訓練を実施しました。当日の時間割は以下のとおりです。
 
時限 実施内容 対象 協力者
1 全体説明・防犯講話・訓練方法の説明 5、6年生全員
2 駆込み体験訓練① 1クラス(6年1組) A、B、C、D、E
3 駆込み体験訓練② 1クラス(5年1組) A、B、C、D、E
4 駆込み体験訓練③ 1クラス(6年1組) D、E、F、G
5 駆込み体験訓練④ 1クラス(5年2組) D、G、H、I

 訓練の実施時間帯を分け、同じ協力者宅・店舗へ繰り返し駆込むことで協力者の数を押さえることができます。また、1時限あたりの駆込み先を抑えることで、不審者役の協力者数も少なくすることができます。
 ぜひ、地域の事情に応じた訓練の実施をご検討下さい。

【担当】
 東京都青少年・治安対策本部総合対策部安全・安心まちづくり課
 電話: 03-5321-1111(内線21-776) FAX: 03-5388-1217
 組織メールアドレス: S8000565【at】section.metro.tokyo.jp
 ※【at】を@に変えて送信してください。

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